断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2023年01月30日(月) 「劇場版 呪術廻戦0」

時がきた
いよいよそれを視聴する時がきた きてしまった


 『劇場版 呪術廻戦0』
  呪い合え、全てを懸けて

 幼少の頃、幼馴染の祈本里香を交通事故により
 目の前で失ってしまった乙骨憂太。
 「約束だよ!
  里香と悠太は大人になったら結婚するの」
 怨霊と化した里香の呪いに苦しみ、
 自身の死を望む乙骨だったが、
 最強の呪術師 五条悟によって
 呪術高専に迎え入れられてしまう。
 そして、同級生たちとの出会いから
 乙骨はある決意をする。
 「生きてていいって自信が欲しい」
 「僕は呪術高専で里香ちゃんの呪いを解く」
 一方で、かつて一般人のジェノサイドを企んだ、
 最悪の呪詛師が現れる。
 果たして、乙骨は、、
 そして、里香の解呪の行方は—


呪術廻戦の原点。
愛と呪いの物語、、だそうです。
人間の負の感情から生まれる呪いと、
それを呪術で祓う呪術師との闘争スペクタクル。

最終盤。
そのセリフに
その会話に
萎えるのとその直後に感動がきたのは
人生で、はじめてのことだった
なんと完全に《萎える→感動》がほぼ一瞬だったw
こんなのは ほんとうに はじめてだ

萎えたのは[解説的な台詞]
この説明は、、サメる。
ダンスではこれこそ踊りたくないものに当たる。
自分が監督なら台詞にはしない。
(厳密にはセリフではない思考のものでも)だ。
だって、、萎えるだろーーー

「自らを生贄とした、呪力の制限解除!
 そうくるか!女たらしめ!!」

制限解除、、これが萎える。
わけのわからないところで数学的な文言は、、
萎える!!
そもそもわけのわからない呪力で、
呪力で都合をつけてるんだろ!!
だから度し難い言葉を選んでくれ!!頼むよ!
しかし、しかしそんな文言を圧しても
直後のセリフは 直後のセリフには
これにはさすがにことばがうかばない
なんだかわからないくらいに
声のチカラをかんじてしまった
たましいとも呼べるような声だった

「失礼だな、純愛だよ」

これは文字じゃ到底わかるまい
もうこの作品は、この台詞だけのために
あった、と言って差し支えない。
これがエンターテイメントだ、と言えてしまう!
あの台詞でこの物語が完全に成立してしまった。
集約する、なんていうのは…
よほどつくりこまれていなければ
決してできない芸当なのだ
自分もつくりてのひとりとして、、
うなりをあげてしまった

つくりものになにをこめるか
つくりてには
それがゆだねられている
なにしろこの作品にどれだけの人間が
かかわっているかしれない
だってこれは娯楽商業映画なのだから


それにしても
それにしても
かなしいのは

祈本里香が消え去ってしまうときだった

いた誰かが
いなくなるのは
とてもさびしい

たとえ物語でもさびしい

年月を重ねていけば
いろんな人のことが嫌でも想起されてしまう





超個人的なことを言うと
なんだかわからない極太ビームで
片がつく、というのは嫌いだ
だって間接攻撃じゃん!!
光線というのはどうしても幼稚だ
だって人間に光線は出せない
だから大人は直接攻撃なんだ!!
そうは言っても、
この《ビーム》みたいなヤツの正体は、
概ね、、わたしたちの《熱量》に相当する。
そしてそう それが感動をつれてくるのだ…
ああ、、何なんだろう
《ひかり》っていうのは。。
ああ、、嫌いだなあ 笑笑


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Taisuke [HOMEPAGE]