| 2018年12月10日(月) |
「人生論ノート」（２） |
『人生論ノート』のつづきです
この本には気付きが大きかったので
つづきをやります☆
虚栄について
虚栄は人間の存在そのものである。
人間は虚栄によって生きている。
虚栄はあらゆる人間的なもののうち
最も人間的な部分である。
こんなことは考えたことが、、なかった。
虚栄が最も人間的な部分だなんて―
虚栄と言えば聞こえが悪すぎるけど、
舞台に立つ時に（なりきる）というのは
虚栄にも近しいものがある。
舞台では自分を超えなきゃならないときがある。
もしくは、
自分じゃない役柄を演じ切らなければならない。
それが（気持ちいい）ひともいるだろうし、
演じることに疑問を持つひともいるかと思う。
演じるのが好きな人は
自分ではない者になる快感があるかもしれない。
生きる上で不安や恐れを抱えている人間。
そこから少しでも目を背けるために、
自分以上の自分を創り出そうとする。
すべての人間的と云われるパッションは
ヴァニティ（虚栄）から生まれる。
いかにして虚栄を無くすることができるのか？
◎創造的な生活のみが虚栄を知らない◎
創造というのはフィクションを作ることである。
フィクションの実在性を証明することである。
番組では《虚栄と付き合うには》が示された
�ゝ�栄を徹底する
仮面をかぶり続けて虚像を演じきる。
一生仮面をかぶり続ければ、それが本性。
person（人間）＝ラテン語ペルソナ（仮面）
いつの間にか仮面が仮面じゃなくなる！
��虚栄心を小出しにする
ささやかな贅沢をする
（生きる上で そこそこの虚栄は必要）
�Ａ和い砲茲辰撞陲検◆�虚栄を駆逐する
人生はフィクションを作ること。
人というのは孤独ではいられない。
他の人の視線、評価を絶えず気にする。
しかしそういう気持ちから作られるのは
虚栄である。
→そうじゃない人生があるんだ！
他者からどう見られるかではなく、
自分の意志で人生を創造していけば！！
虚栄を駆逐できる。
虚栄といってもすべてがダメではなく、
今ある自分よりも より上を目指す、
そのために努力するというものは
虚栄心というよりは向上心なのだ―
ここはすっきりさせたい。
重要なのは、虚栄心と向上心の分け隔てです！
見極めるなら その心の出所でしょう。
誰かへの見え方なのか
自分を裏切らない自分へのステップか
虚栄心にも努力があるのかもしれないからな。
その努力を努力と呼んでいいかわからないがw
虚栄を破る鍵は―
他人の目に映る自分ではなく、
《なりたい自分への努力》
基本的には（誰か）を一切断ち切っている。
断ち切るには、なりたい自分自身を見据えて
いないと無理かもしれない。
見据えられなかったら強度が上がらないはずだ。
誰かの目がどうしても気になってしまうはずだ。
だから、やっぱり自分を知ることかもしれない。
自分を知る努力が何よりも先かもな。
そして興味深い一言もあった。
自分を変えようとする努力を止めたとき
すでに自分は変わっている
これは、なんとなくわかる気がした。
勘違いしちゃいけないのは、
《努力が先にある》ということだろう。
何もしないこと＝止めたとき、じゃあない！
自分を変えようと努力してはじめて到達できる境地
ではないか、と思う。
そうだとしたら、虚栄を超えた先は、
きっとこうなるはずだ。
向上心は人間の存在そのものである。
人間は向上心によって生きている。
向上心はあらゆる人間的なもののうち
最も人間的な部分である。
向上心によって生きている、というのは納得できる！
なぜなら、そんな人たちに共通しているのは
（いきいきと生きていること）
向上心がある人には勢いが、エネルギーがあります。
なんとかしたい、しようとするその気持ちが、
陰鬱なもの醜いものを寄せ付けないのだと思います。
いつもそんな人たちと一緒にいたい、
できるなら、自分もそんな人になりたい
虚栄と向上心は、、違う！！
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