断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2018年12月06日(木) 叔母 隆子さん葬儀

いいこともわるいことも度を超えてくるのは
それを選んでいるから。
自分ではそう考えています
これまでも度々残してきましたが、
すべてのことが一事が万事なら
その一時を自分のできる全力で挑みたい
その一時を憶えていたい
これが、この気持ちが、度を超えています
最高の自分でいようとすること
これさえできれば
《後悔のしようがありません》
なにしろ今の自分にできる最高の姿
今に関して、自分に出来得る究極の姿です
その結果が失敗を招いたとしても、
自分に足りないものがわかりこそすれ、
自らに後悔が訪れることがなくなります
このことは、ダンスを踊ること、
舞台に立つことで得られたものです

なぜならその姿でしか舞台には立てないからです




自分に関してのことなら受けて立つ、
受けて立てる自負があるわたしでしたが、
先日、、自分じゃないものが襲ってきた

わるいことは特に重なってきます
自分のことと自分からのものではない外のこと
どちらの側面からも激しくやって来た

(叔母の隆子さんが闘病の末 亡くなった)

悪性癌だった
気がついたらステージ4だったらしい
わたしは叔母がそんな状態だったことを
知らされていなかった
自分のことで精一杯だった
もしかしたら親族にも知らせないように
していたのかもしれない
ここ近年、、12月に葬儀がとても多い
祖母が亡くなって、今日叔母の葬儀だ。。

通夜から泊まり込みで葬儀に入る

夜は、、さみしかった
親族が集結していたが、とても話せない
深夜、葬儀場の外に散歩に出ることにした
歩いていくと
そこには大きな観覧車があった
葬儀場はテーマパークの近くだったのだ

観覧車がとてもキラキラしてた

そのキラキラを見ていたら
涙がぼたぼた落ちた

今でも鮮明に思い出せる
どうしてだかわからないけど
あの観覧車が、、忘れられない




隆子さんともっと話してみたかった
これまでだって何度あるだろうか
一度でも《本当に》話せたことがあっただろうか

思い出せるのは親族でさえ
《話せる》タイミングはほとんどない
もしも、手応えがある話ができたことがあるなら

 それは《奇跡》にちかい

最初に書いたとおりの自分でも
現実には、そんな機会がまったくないじゃないか
どうしたら
どうしたらそれを埋められるんだろうか
相手がある以上は
自分が、自分だけがそれでもダメだ
これは、こればかりはどうにもできない
相手が誰でも 本心からの話ができるところに、
その場所に一緒にいなければ話は、、できない
こころがシンクロしなければ、
一方通行では決して受け取ることができない

自分がおどるのは
おどりたいのはそのためかもしれません
世界は変わらなくても
ただ、すこしでも何かが開かないものか
自分のものではない何かが変わらないだろうか

わたしは気持ちが強すぎて嫌われたり
疎まれることも多いかもしれません
たとえそうでも、それがなかったら
今おどっていないはずです
自分にはおどりたい決定的な理由がある
それを隆子さんにあらためて誓おう
その顔は苦痛から解き放たれたものでした
わたしたちがいきていることは
本来いいことでもわるいことでもないはずです
いきていることは
いいわるいでは量れないものなら
すべてを生きていると
生きているのを謳歌していると言い切れます

真剣に考える時間をくれたのは隆子さんです
こんなに親族と話をしたのも初めてです

◎本当に 本当にありがとうございます◎


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