| 2018年11月20日(火) |
「LA DANZA DE LA REALIDAD」 |
先日の投稿後、、当時の手記が発見された 出てきてしまったーーー マジかよ(涙) どうやらタイトルのメモは覚書だったらしいw 映画を見た日付が 2018年 12月 20日 ってある… まだあと1ヶ月も後のことじゃないか(爆) とはいえもう投稿しちゃってるし、 発見されたのも本当です。。 あんなに頑張って記憶をたどったのに!! でも自分の記憶と当時の手記を突き合わせるなんて これまでガチで試したことがありません。 ここまで来たらやってみようw いいや やるしか、、ない☆
『LA DANZA DE LA REALIDAD』 リアリティのダンス
人生は絶え間ない奇跡の連続。 世界に耳を澄ますことで、 日々は魔法のようなダンスに変わる。 ホドロフスキー 23年ぶりの新作は、 残酷で美しい人間賛歌。
軍事政権下のチリで生きる少年は どんな夢を見るのか? 息子の死を乗り越え、ホドロフスキー監督が 自身の少年時代と家族の絆の再生を描いた、 魂を癒す物語。
1920年代、幼少のアレハンドロ・ホドロフスキーは、ウクライナから移民してきた両親と軍事政権下のチリ、トコピージャで暮らしていた。 権威的で暴力的な共産主義者の父と、アレハンドロを父の生まれ変わりと信じる母に愛されたいと願いつつも大きなプレッシャーを感じ、また、ロシア系ユダヤ人であるアレハンドロは肌が白く鼻が高かったため、学校でも「ピノキオ」といじめられ、世界と自分のはざまで苦しんでいた… 青い空と黒い砂浜、サーカス、波が運んだ魚の群れ、青い服に赤い靴。 監督自身の少年時代と家族への思いを、チリの鮮やかな景色の中で、現実と空想を瑞々しく交差させファンタスティックに描く。 1995年に事故で息子を亡くして以来、アートを作る理由を考え続けてきたというホドロフスキー監督はこう語る。 「これは人々の魂を癒す映画であり、映画の中で家族を再生することで、私の魂を癒す映画でもあった」
クラスメイトは霊魂になってしまった 永遠にほこらの中に入れられ奇跡を起こすのだ 苦しみの後になぐさめ なぐさめの後に苦しみ その鎖に終わりはない
未来の君は すでに君自身だ 探し物は自分の中にある 苦しみに感謝しなさい そのおかげで いつか私になる
20年後の私はどうなる? 100年後 1万年後は? 意識はまだ肉体を必要としてる? 君に私はまだ存在せず 私に君はもう存在しない 時の終わり 物資が起源へと戻る道を始めたとき 君と私は決して現実ではない思い出になるだろう 私たちは何かの夢 幻想に身を委ねなさい 生きるのだ
過去との訣別を感じ 大人の体に着陸し つらい年月の重さに耐えても 心の中にはまだ少年がいる まるで聖体のように 白いカナリアのように 開かれたドアと窓から風が通り抜ける ただ風が 風だけが通り過ぎる
圧倒された映画です 物凄い映画 ほんとうに凄いものを見たら 「凄い」しか、、言えない それ以外に感想が、ことばが浮かばない― ただ、最後まで気が抜けない映画でした いつ何が起きるかわからない恐怖がありました 登場人物たちに何が起きてもおかしくなかった 《恐怖感が常にある》 もしかしたら 取り返しのつかない そのことが そのこと自体が 《リアリティのダンス》かもしれない 実は、実のところは いつもいつでも わたしたちはその中にいる そういった映画なのかもしれません なんだかわかりませんが どう伝えればいいのかもわからないまでの とんでもない映画でした 混沌と理不尽と希望と神さまといのち いきる、って何なのか 答えが無いようで それでいて答えそのもののような気がします
以上が当時の草稿です― この草稿で、《記憶》で昇華されている自分に 衝撃をおぼえました… 記憶からつくった文章は 伝えられる、伝えたい、内容になっています なんだよ、、当時は掴んでないじゃないか!! いいや、待てよ。。 これが年月のチカラかもしれない。 もしかすると記憶の改変があるかもですが、、 たとえそうでも たとえ別物になっているのだとしても これは間違いない
間違いなく《自分になっている》
なんてこった
当時の手記は映画詳細の説明と 劇中のセリフを残したもののようです あの抽象的な台詞はダンス言語あるあるです 特に京都にいた頃は おどる前にあんな文言がやたらありました おどりまでの入口、導入部みたいなことば ダンスの舞台に行くとたまに書かれてますね 個人的にはなるべく省きたいやつです ダンスよりもことばが意味を持ちかねません このあたりのバランスは特に神経を払います なにしろダンスにはことばがありません 映画で特に思い出せたのはそのひとつでした
未来の君は すでに君自身だ 探し物は自分の中にある 苦しみに感謝しなさい そのおかげで いつか私になる
た、たしかにその通りだ!! その通りじゃないか この台詞、、ヨガスートラレベルだぞ☆ 自分なりに『リアリティのダンス』を3年を要して 記憶をたよりにしたその結果が直前の投稿です!! あれを《成長》と呼んでいいのかわかりません わからないけれど 自分はどうやら間違っていなかった!! そう思えました よかったw まさか自分のBlogで自分を学ばされるなんて、、 思わなかった… すごいなあww
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