断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2017年12月03日(日) 「ラ・マンチャの男」身内狩る版

2017年その日。ミュージカルクリエーション版
3年を賭して ついに最終形態へ

 『ラ・マンチャの男』
  事実とは、真実の敵なり

当時の手記より
 そーさんはそーじて好印象!!
 その妻 あゆみちゃんも、
 徹底して客席に向かっていた好印象!!
 神父はそーさんが死んだとき
 一人だけ動いていて致命傷!!

なんてこった
記憶が、これだけで完全に戻ってしまった―(爆)

隣で見ていた倫子の感想が激しく痛かった
倫子はリアル俳優。現役の役者だ。
そんな倫子の感想は、まず何よりも先にこれだった
「勿体無い」
主役級以外の台詞 段取り感が、、
どうしても見ていられない!!
ドルシネアの感情値はまだまだ豊かにできる!!
今のところ1か10。 5も、、ほしい!!
台詞が聞こえづらい!!
誰に向かって台詞をいってるのか
中途半端な人が多い!!
ここは相手に向かって言って欲しい、
そんな場面がたくさんあった!!
お客さんが台詞をきちんと受け取ってくれるのか、
自己研究もっともっとすべきだとおもう!!
そして最後にこう綴った
演出次第で全然ちがうものになるだろう、と

わたしは客席にいる時点で感じていました。
倫子があからさまに退屈そうにしていたのを。。
決して彼女に対する悪口ではありません。
そんな倫子の感想を聞いて思い出したのだ

《そもそもその感想はわたしのものだった》

いつもそう思っていたじゃないか!!俺はッッ!!
そしてわかった。
彼らの本番を長年に渡っての鑑賞で、、
わたしは彼らに甘くなっていたのか―
わたしはもうほとんどの団員を見知っています。
気軽に「タイスケさん」と呼ばれるほどですw
そう。わたしはすでにお母さんのような気持ちに
なっていたのかもしれん!!

初期の初期から彼らを見てきたわたしは
事実、今日の本番で泣いてしまっているのだ

でも。
それでもね。
成長しているんだよ!!
あんなにステージの際まで攻めてくるような
出演者たちじゃなかったんです!!
その小さな一歩を わたしは、、知っている!!
こんなに嬉しいことはありません

しかしどうでしょう

初めて見る人にとっては目の前のものがすべて。
どんなにその成長が事実だとしても、
倫子にとっては《もったいない》がすべて。
舞台は事実だけじゃ足りないのだ!!

こんなにも感じるものが違うのか―
わたしは打ちのめされました…
彼らの今日のステージは、
これまで見た中でもその完成度は最高峰です!

何がよくて
何がわるいのか

いや、いいとかわるいではなくて

もったいない

では、
何がもったいないのか

わたしは一瞬わからなくなりました

そしてすぐにおもいだした

わたしたちには
もっともっとつたえるチカラがある

つたえる、つたわる
そのチカラには 限度がない

一生懸命やっていることを《評価》できるのは
知っている人だけです。
そして《評価》という言葉は、
実は、わたしの最も嫌いな言葉のひとつです
人が人を裁けないのと同じように
人は人を評価なんてできないとおもうのです。
所詮は自分の価値基準なんだものね!
置かれた立場の評価、はあったとしても、
その人のすべてをそれだけで量れはしない!!

わたしはあらためておもうのです
その中で成長していくことが
どんな輝きをもっているか
その輝きは すべての人には
通らない輝きかもしれません
ですが、その輝きは何一つ陰ることはないのです
実際にわたしの後ろの人は泣いてました
わたしも泣きました
それは『ラ・マンチャの男』のもつ力でしょう
大作には総じてそんな脅威があるはずです
そしてジョーさんはじめ出演者の挑戦情熱勇気
これがなければ絶対につたわったりしません
これがなければ、ステージには立てないのです


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Taisuke [HOMEPAGE]