断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2017年03月10日(金) 「紺屋高尾」

またもや記憶が呼び起されました!!
今度のは3rd BD明けの2月7日ッッ
わすれちゃいけなかった。。
また過去に戻ってしまいますが、やり直します!

 『紺屋高尾』 椿亭小鈴

これ、演目だけでわかる人は玄人ねw
紺屋高尾(こうやたかお)は古典落語です。
この日、わたしは人生ではじめて落語の寄席へ☆
会場は食事処でしたが客席は満席!
テーブル等が片付けられ高座が設けられていた。
こんな高座は見たことが、、ない!
わたしも舞台人の端くれですので、
落語を見たことないわけではありません。
いろんな演し物の中で、なら見たことがあります。

 だけど《落語会》っていうのは一度もない

ドキドキです。ドキドキなんですよ!!
完全にアウェイな感じとよ!!! 笑笑
落語って「ことばあそび」ですよね。
ことばを瞬時に読み解いて笑いがでちゃうのです。
したがってボケーっと聞いてても笑いはきません。
このところは経験値が必要かもしれない☆

 読解力と機転のはやさ

 そして落語独特の言い回し

敷居が高いというよりも慣れだとしましょう☆
何しろこっちは超入門レベルですw
そんなわたしが密かに見ていた落語番組。
それは落語をそのまま実写映像にするという、
舞台人からすると極めて反則のような番組です。
その名も、、

 【超入門!落語 THE MOVIE】

うーん、、なんとも“そのまま”ですね(爆)
この番組ですごいのは落語家がしゃべるその速度を
まったくそのままに映像化されているところです。

 つまり、度を超えて速い!!

台詞もその落語家本人のものなので、役者の演技が
口パクが、、するどく問われるわけですw
しかし、これが見やすい面白いわかりやすい☆
わたしが落語家としたら決してやって欲しくない
番組な気がします。
だってそれだったら落語やらなくていいじゃない!
演劇でいいじゃない! ってなるとおもいます

ダンスで置き換えると、こうです。
ダンスに乗せている感性をもし見えるようにしたら
手を伸ばすと映像で何かが見えるようにしたら、、
踊らなくていいじゃない!
そんなのなんのために踊ってるんだ―
たしかに《見える》というのは面白いです。
ですが【目に見えるもの】と【感じるもの】は
決定的に違う。 これこそ間違えてほしくない!
見えるというのは想像力を奪ってしまう。
ダンスでも映像と組み合わせた作品はいまどきです
『TeZukA』 漫画を描く=ダンス
しかしどう見てもマガイモノにしか見えない。。
ダンサーその人からにじみ出てくる景色こそが
ダンスだとおもうのです

しかしながら《超入門者》となるとこれが映像化
されることでおもむろに敷居が低くなります!!
何しろ《見るだけで面白い》
たくさんの人に見てもらいたい、そう思ったら
こんな反則のような趣向にこそチャンスがあるの
かもしれません。。 ぬぬぬ

 間口を広げるというのはたぶん反則技です
 今、イライラしながらわかりました(爆)

紺屋高尾を披露するは椿亭小鈴。
この人の正体は3rd BDで踊った倫子です☆
倫子はいろんなことができてしまう女子。
見た感じは才女というよりも努力家。
わたしには到底真似できません!
倫子のマスクはどこからどう見ても美人です。
シュッとしてる感じ☆
さて、ここからが本題です。
そんな美人が落語やったら、、、

 落語は表情の娯楽

倫子の顔がッ歪む歪む歪むよーーー!!!
まず感じたのはその時の違和感ッッ
やはり綺麗なものは綺麗なままでいてほしい!?
これは、、慣れるまで少々ときが必要でしたw
何しろ全力で変顔してきますからね!!!(爆)
そして、わかった

 この女の舞台への情熱は只者じゃない

見えたのは倫子の《舞台に対する熱意》でした
《どんな舞台にも立ちたいという意志》。
自分というよりも舞台。
私、綺麗?とか言っちゃう女とはわけが違う!
それが貫いて倫子のこともう少しわかった気が
しました
この「わかった」というのは「見えた」に
近い気がします

 これこそは言葉にできない得難い何かの正体

どうやったらこれが「わかる」のか「見える」のか
わたしはいつもかんがえます
そして思うのですが、ここには純粋なもの《しか》
流れていない、そうおもうのです
複雑なものを抱えている人からはどうしても
《とおって》きません。 不思議です

紺屋高尾は紺屋に勤めている染物職人の久蔵が、
遊郭の花魁高尾太夫に一目惚れしてしまうお話です
そしてその真面目すぎる性格で高尾の牙城を落とし
てしまうお話です
少ないお金をコツコツと貯めてただの一度、吉原へ
行ってそのまま高尾に全てを告白。
久蔵の告白に心を撃たれた高尾は「三年待ってくれ」
と言い残し、、、その日は来ます、、

 なんとも夢のあるお話じゃないかッッ

倫子は来月リアル結婚式を控えた手前、
高尾の年季が明ける三月十五日を三月二十六日とし
その大団円のお話に仕立てあげていました。
\(^o^)/すばらしかった☆

またすこし、落語が好きになりました!!

◎お話どおり来月は大団円を迎えてね◎


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Taisuke [HOMEPAGE]