断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2016年07月12日(火) まるで汚れのない水晶

「心の波が少なくなれば、知覚されるもの、
 知覚する過程、知覚する者のいずれであろうと、
 まるで汚れのない水晶のように
 目を向けた いかなる対象も、
 心は正しく映しているように見える」

 “心の波が少なくなれば” 、心は集中し一点集中
 の状態になる。 この状態では、対象をありの
 まま知覚できるようになる。
 つまり対象を正しく認識し、対象に関わる
 すべての知識を得ることができる

このスートラにはおそろしいことが書かれていた。
それは、、《心のはたらきの仕組み》!!
マインドは感覚の入力したものを整理する役割。
本著ではこのように書かれていますが、
感覚の入力したもの、、ってかなりわかりづらい。
これはたぶん、、“感じたもの” だと思われます!
マインドは【感じたもの】を整理する。
もうね、ほんとうにこの本は咀嚼できるかが
特に問われてきます。
咀嚼できなかったら、、そこで試合は終了ですww
本題に戻そう!
このマインドというものは以前に起こった経験に
色づけされるため、現在の状況をそれに当てはめ
ようとするらしいのだ。
つまり、過去の経験に影響を受けて “現在” を
正しく知覚することができない、というもの。

現在の状況は過去の経験にとらわれる

特に嫌だったときを考えるとわかりやすいです。
嫌だったことに近い状況になるとわたしたちは
それを無意識的に避けようとするからです。
その表情、なんとなく受け取っていますよね。
そういうときは《その人には何かあった》のだと
漠然とわかります。
特にそれが嫌なことだった場合、
如実に顔色にあらわれるからです。
一目見ればそれが明らかな方もいます。
最初から《ごにょごにょ》する感じがするのです!
明快でない、陰鬱さ。そんなものでしょうか。。
これは感じるものです。
感じる、ってとても不思議ですよね
本著はこうつづきます。

 マインドがこのように働く理由は、それが生存の
 手段だからである。 マインドの任務はできるだ
 け早く、できる限りの正確さで真実の複製にたど
 り着くことである。
 目の前にある対象は食べられるだろうか?
 今見ているものは脅威を与えるものであり、
 逃げる必要があるのだろうか?
 マインドにとって、対象の奥深くにある真実、
 対象は、どのようなものなのかを理解すること
 など重要ではない。
 それに携わる器官は “知性” である
 知性の伝統的な定義は、同一の対象について
 3時間以上 気をそらされることなく
 考えることができる、というものである。
 ヨーギの課題で大きな部分を占めるのが、
《マインドを知性に変化させること》である―

マインドと知性の記述に度肝抜かれました!!
《過去を断ち切れば… 自由》
ほんとうに、ほんとうにそのとおりです☆
できたらねw
現在は常に変化しているので過去と “同じ” じゃ
ありません。《むしろ常に “あたらしい” 》
ですが、感覚は「またあれか」になりがち。
経験を重ねれば重ねるほど、
どうやらそれを忘れてしまうようです。
まずは《現在をありのままに見る》ことが先決☆
実は、この部分はダンスでもおこり得ます。
黒沢美香さんのクラスを初めて受けたとき。
わたしはそれまでに踊ってきたものをダンスと
認識しており、それを踊ればすなわち《ダンス》
だと思っていました。
美香さんに言われました。
「それだったら立ってるだけのほうがまだいい」
美香さんには《らしきもの》を徹底的に指摘され
ました。
それは《ダンスのようなもの》でしかなかった。
わたしはダンスを《ダンスらしきもの》としてしか
踊っていなかったのです。
わたしはあのとき初めてダンスが何なのか疑いまし
た。 それまで疑ったことがありませんでした
あのとき わたしのダンスがはじまりました。
そもそも自分のダンスを探していたはずなんです。
しかし、ジャンルのダンスを学ぶたびに、
それをすっかり忘れてしまっていました―
もどします。

 心についても同じことが言える。
 過去のすべてを持ったまま次の環境に進んだので
 は新しい対象を心に正確に複製できない。
 心が澄んで汚れのない状態であれば、
 対象の真実をより深く知ることができる。
 心が過去の経験で汚れていれば、瞑想の対象に
 その経験を投影することになるだろう。
 こうして心は、過去に集めたデータによって
 修正された対象の複製を作り出す。
 これは明らかに瞑想の対象そのものとは程遠い。
 心が完全に安定して初めて、複製品と原型とがほ
 ぼ同一に思われるまで対象を再現できる。
 こうした状態の時のみ、
 心は対象の真実を知ることができるのだ。
 この状態の知識を《叡智》と呼ぶ。

まるで汚れのない水晶のように、いつも新しい
《今》に向き合っていきたいですね!

心の探究は―  つづく。


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