| 2015年09月25日(金) |
「脳は機能していた」 |
つづきです☆
立花さんがアレキサンダー氏の資料を渡したのは―
ケビン ネルソン教授 ケンタッキー大学 神経科学
ネルソン博士は言った。
「彼は、この脳の状態のとき自分に意識が あったかどうかはわかっていません。 彼の画像の説明はだいたい正確です。 問題は、このとき意識がどんな状態だったか 彼もそして私達も検証しようがないということ です。体験は7日間のどこかで起きています。 彼が7日間ずっと昏睡状態だったかは医療記録 がないのでわかりません。おそらく昏睡状態 だったのでしょうが、その7日間 彼は 《意識の境界》にいて、その境界を出たり 入ったりしていた可能性があります。 つまり、脳が機能しているときにこうした 体験をしたに違いないのです」
あっさりぶった斬ってきた―(爆)
ネルソン博士の指摘。
倒れた瞬間や回復する直前には、 部分的に血流が回復することがある。
短い時間、意識をとりもどすこともありうる。
脳画像は《ある時点》のもので、 ずっと細かい血流を記録しているわけではない。 わずかな時間回復したとしても、 そのときに記録しているとは限らない。
臨死体験は脳がわずかに活動した最中の 記憶ではないか―
「死んでいるように見える人でも、 実は、脳が死んでいないことがあるのです。 それが臨死体験です。 ですから死後の世界から戻ってきたわけでは ないのです」
幻想だとしても謎が多すぎる臨死体験。 なんたってわたしもしてるくらいですッッ 簡単に「それないから」とか受け入れられません! そして立花さんはこう言ったのです。
「結局、臨死体験っていうのは 体験者の証言しかない。 いかに主張者が 《本当にリアルそのものだった》 と主張しても、それは誰かに証拠付きで 認めさせるのは困難なもの。 臨死体験とはそういった性質を帯びている。 その人にとっては物凄いリアル。 本当に起きたこととしか思えない話になる。 でも、それを他人に伝達できるか、といったら “出来ない” 。
人の体験とはそういうもの
この考察はまさしくそのとおりだとおもいました 何が《ほんとう》なのか それはわたしたち自身が決めていることなのです!
探求はさらに進みます。 たとえば医療現場では手術の際に麻酔をかけ、 意識を人工的に落としています。 麻酔科医なら意識があるかないか、 きちんと判別できるのではないか―
つづく
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