退院して再入会したスポーツクラブ。 再入会して3ヶ月が過ぎようとしていた頃。 そしてBLACKWOODちゃんが教育実習で不在の今。 そのまるで変わらないBGMに限界がきていました― ジム内では自分の好きな曲を絶えず聴いていられま す。 しかし、プールではそうはいきません! ただただ館内放送を聴くしかないのだ
22時過ぎに必ずかかるテイラー・スウィフト!!
これを聴く度にやる気が削がれる日々。 毎日毎日その時間、プールにわたしはいるんですw 心に巻き起こるあの一言! 「ああ… またか」 笑いが起きるなんてのはとうの昔の話。 ◎たのしめる気持ちには時限がある◎ もはや希望は失われていたのです
これが《毎日》が《毎日》になってしまう恐怖
そんなわたしには仲間がいた― それは、ライフガードGOLD子くん 笑笑 GOLD子くんもまったく同じ症状で病んでいたw 最近のGOLD子くんはいつも同じ台詞を叫びます。
「今日も22時56分に絶対かかりますよッッ ブルーノ・マーズ!!」
館内BGMが有線ではなく無限ループだとつきとめて からはテイラー・スウィフトに拒絶反応まで出始め ました。 【BAD BLOOD】の出だしはもう… わたしにとって精神テロでしかありません
しかも、そのテロは毎日確実に実行されるのです
改めてインパクト出だしには毒があると知りました。 わたしは、そんなライフガードGOLD子くんと 8月の中旬から《希望》について協議を重ねていた― わたしがけしかけたのがはじまりです
「きみが上とかけあって解決してくれ! “苦しんでる利用者がいるのだ” とッッ」
GOLD子くんはたちまちこう言った。
「そんなのもうとっくに言いましたよッッ でも上は僕の言葉なんて聞いてくれないんです」
そう、これこそが社会にはびこる “諸悪” です! そして更にこう言い放ちます。
「自分の力じゃ変えられないんで、 もうタイスケさんが投書するしかないんです!! よろしくお願いしますッッ」
自分に帰ってきたw しかし出来ることをやった人間GOLD子。 その “やった” ことには我々オトナが報いねば、 誰が報いれるというのか。 ◎ここは俺が出来ることをするときです◎ そうはいっても営業終了時間ギリギリまで何かやって いるわたしに、投書する余裕はなかったw
これが《希望》を託された者のリアルです(爆)
◎投書より、先にしたいのは再起◎ そんな未来の見えない毎日が続いたある日のこと。
ついに館内BGMが変わった
俺たちは飛び上がってよろこんだw こう叫びながら。 「世界は、、救われた―」 笑笑 毎日おんなじ曲をひたすら聴かされる苦痛からの解放 世界が変わった瞬間でした
これが季節の変わり目の力です(爆)
このよろこびは投書しようじゃない!! わたしはちょっと早くプールトレーニングを切り上げ 投書BOXへ。 いざ、無記名投函w
「曲ループ新 救われた気分なう!! テイラー・スウィフトやブルーノ・マーズが 嫌いになる寸前でした!! あたらしくしてくれて本当にありがとう これからも期待しています」
ややわたしだとわからないような文面にしときました。 一事が万事ですw わたしが行動に移すとき。 それは、怒りよりも心が動いたときなのでしょうw ◎感動には人を動かす力があるのだとおもうのです◎
次に館内BGMが変わるのはいつになるのでしょうか 早く変わるといいですよね
でも、その前にわたしが卒業しているでしょうw
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