断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2015年04月25日(土) 大人になってできること

それは、ほんものの断罪の時間。

《町議会選挙》
 なんと、お隣さんが立候補者です

わたしは、そんなお隣でピアノを習っていましたw
わたしのピアノは “やらされていた” 系です。
あれは小学生の頃のお話。
先生はお隣のお姉さん。
この界隈での通り名は「ピアノの先生」でした。
それがわかったのも、別隣りの三姉妹の一人が、
「あ!ピアノの先生!!」
って言ったのを、“今” 聞いたから 笑笑
そうか。。 みんなそう呼んでたのね―
そういうわけで、ピアノの先生の名前を
わたしは未だに知りませんw
選挙ということでお隣の親族一味が一同に集合。
両親が後援会にいる手前、わたしはピアノの先生に
十何年ぶりとかのレベルで遭遇したのです!
かすかに覚えているのは…
レッスン中、毎回大泣きしていたこと。。

 袖はいつもずぶ濡れでした

思い出してみて気付いたことですが、その記憶、、
ぜんぜん “かすかに” なんてモンじゃなかった!!
【ピアノの先生=鬼のように怖い】

 思い出してみたら、衝撃的トラウマでした

もうこれ、、いきなり黒歴史じゃん(爆)
わたしは別にピアノを弾きたいと思っていたわけじゃ
なかったのです。 気が付いたらやらされていたw
だから、練習がはかどるはずもなく。。
それでも嫌々ながらやっていた自主練…
そんなわたしでしたから、、
いつも、いつだって大目玉をくらっていたのでした
そして今、わたしは雷に撃たれたように悟りました
そうだ。 幼少のあの頃のことを謝れるのは―

 “今しかないッッ”

今こそ償えなかったイノセント罪を贖うときだ!!
わたしは意を決して口火を切りました
「あの時はすいませんでしたッッ」

ピアノの先生が応えます
「わあ!タイちゃん?? もう忘れて〜 笑笑」

◎そう言われても忘れられなかったんです◎

毎日のように怒られてましたからね…
しかし、その原因は明らかにわたしです。
なによりも練習していなかったし、
とにかくピアノが嫌いでした
こんなダメな子を教えるのは苦痛だったでしょう。
でも、そんな中でたのしいこともありました。
課題曲が終わるたびに先生が貼ってくれたシール。
たしか、、スヌーピーとか。そんな可愛いシールw
シール貼ってくれるのがめちゃくちゃうれしかった!
ページごとに貼られたシールを見て、
達成感を感じていたのだとおもいます
我ながら、何ともかわいげのあるエピソードですねw
でもそんなちいさなことがピアノを弾いていたころの
支えでした

 わたしの音感は間違いなく隣で培ったものですw

大人になって子どもの頃のことを謝れるなんてこと、
あるんですね
生きていてよかった そうほんとうにおもいました
ピアノの先生に感謝したいです
あの頃から持っていた罪の意識。 罪悪感
それが十数年経って晴れることもあるんですね
生きていさえすれば取り戻せるんです
生きていることは可能性です

ありがとう世界ッッ
ありがとう選挙ッッ
ありがとうピアノの先生ッッ


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Taisuke [HOMEPAGE]