| 2015年02月27日(金) |
「最後の恋 Men’s」 |
自分では絶対に買わないだろうなぁw
『最後の恋 Men’s』 つまり、自分史上最高の恋。
全面的に暗い小説のあとだったからこそ、 読める気がした― 入院中に借りたり いただいた本は、 ありがたいことにまだ積むほどにあります!!(汗 そんな中でも遠かった一冊。 これはタイミング勝負でしょう☆
読めるときに読むッッ
男は、とっておきの恋ほど誰にも見せない。 本当の恋のクライマックスは、 自分の心だけが知っている。 忘れられない、忘れたくない気持ちはきっと、 ひとりで大切にするものと解っているから― 男たちがどこか奥のほうにしまいこんだ “本気の恋” 。 7人の作家が描き出すのは、女には解らない。 ゆえに愛すべき男心。 恋人たちの距離を少しずつ、でも確かに近づける 究極の恋愛アンソロジー。
この売り文句… 誰が考えたんでしょうね? たぶん出版社よね?? 読んでみてわかるのは別段、究極じゃないことw どうして《究極》とか書けちゃうかなあ(爆) こういうのがあるからドン引きしちゃうんだよな〜
売り文句ヒドイ
そう。これは女子に売りにいってる小説です!! 男心という文字がそれを物語っています!! 帯文句だって、これだもの―
【作家男子の恋 100%】 7人の男性作家が描く、7つの切ない恋物語。
うん、これは100%手に取らないな!! 男心とかあらためて知ろうと思ってないものねw 男が愛すべき男心知りたいとか… 気持ちわるッッ 知りたいのは女の子の気持ちなんです! さて、そうは言っても読みましたw 全7話。 わたしの差し込みは… たったの、、2カ所!?
何これ 少なッッ(爆)
感想、すぐにでも終われそうじゃない?w いってみよーう☆
『水曜日の南階段はきれい』 浅井リョウ
この作者原作の映画見てました! 『桐島、部活やめるってよ』 映画かなりおもしろかったです。 なんせ桐島は最後まで出てきませんw マジで類を見ない完成度だったと思えます。 そのラストに唸ったのも覚えています!! すごくよかったなあ 浅井リョウの文章は初めて読みますが、 とても内容は爽やかでたいへんきれいでした その話の焦点はこんな感じです。
口先だけの “夢” と本物の “夢”
小説独特のファンタジー感は否めませんが、 これは “あり得る” とおもったw
とにかく、すごく清々しかった
直前に読んできた小説が暗かっただけに、 “すがすがしさ” 半端なかったッッ!! 自分のことを素直に言える人がいる、 そしてそれを受け取ってもらえる人がいる ほんとうにすばらしいことだとおもいます 夢と憧れ、恋と青春。 よかったw こんなダンスが踊りたい
『エンドロールは最後まで』 荻原浩
えーっと、これは… 主人公女子なんだけど!? ってか相手の男。 こんな男の “男心” など知りたくもない 笑笑 何なんだか、もうぜんぜんわからない。 詐欺まがいの男なんですよ。 意味わからん そんな男に迫る主人公・千帆の勇気?の物語w わたしはおもいます。 “それは勇気じゃない” 一節、すごい文章があったので紹介します☆
結婚しない女と恋愛しない女は違う。 むしろ逆だ。 結婚しないから恋ができる。 ここも重要。 テストに出ます。
これは男でも同じじゃないのかな?? 笑笑 恋は臆病になるべきじゃない。 わかっていてもリアル恋に堕ちると臆病になるw ここも重要。 テストに出ます(爆)
自分にとって “いい本” って、どんな内容だったか、 思い出せるものじゃないでしょうか。 自分にとって “いい日” って、どんな日だったのか、 思い出せる日じゃないでしょうか。 今となっては5ヶ月前のことをblogにしていますが、 この小説に至ってはまるで内容を覚えていません。 覚えてないってことはその場限りのもの。 思い出そうとするべき付箋やメモもありません。
感動が少なかったのでしょう
だからこそ、考えるべきことがあります。 自分が踊るダンスにも言えること。
その場限りの打ち上げ花火は消えるのも早い
長くその人の心にのこるようなダンスには、 その花火の中に何かがあるんじゃないか。 もしくは花火の外に何かがあるはずです!! その空間や状況。 一緒にいる人。 どんなにいいダンスを踊っても、 その空間や状況がわるければ、 いいダンスではなくなるかもしれません!!
感動は等しくできないのです
いつだって届くか届かないかわからないもの。 相手に思いをぶつけたい、ぶつける職業には、 やはり問われてしまうものがあるのでしょうね
振り絞らなければならないのだとおもいます
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