断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2014年11月05日(水) 「ガンダムUC 7」最終話

《わたしたちは何のために生きてるのか》
2日前にも同じような主題を考えてた気がしますが、
もうこれは永遠の問いのように感じます。
事故死などでなく、自分の死を感じられるとき、
自分の死を実感できたとき、その最期に、
もしかしたら “わかる” ものかもしれません。
わたしは5年前、この逆を経験しました。
自分が “生きていること” を実感したんです
いろいろなものを失ってしまいましたが、
圧倒的に “生きている” のを感じた
あのときに あらゆる枷がはずれてしまいました!

 何のために生きているのか、というよりも、
 生きてさえいれば《何でもできる》とおもった

死ぬということはこれの逆なんじゃないかな??
ふと、浮かびました― 《何にもできなくなる》
そう考えたら…まったくの未知の世界です
そのときが来るまでわかりません!!
人間としての種の本能からか、わたしたち
ひとりひとりの生き方がわからせてくれるのか
生きているかぎり、常に問われているようなものです
たとえ考えなくてもわたしたちは必ず死んでしまう

 全ては《自分で決めること》なんじゃないか
 何を以て《生きる》ことにするのか

生物としての本能ではなく、こころの方向。
自分自身で決められるのは方向だけです
息は止められても心臓が止められないのと同じ
その方向は、自分を掘り下げないとたどりつけません
ほとんどの人が毎日に “追われて” 生きています
追われている間に時間が過ぎ去ってしまう
これはおそろしいことです
いきなり “そのとき” が来てしまっては!!
そのとき初めて《取り戻そう》とするはずだからです
取り戻す?何を??
→ 自分が本当にやりたかったこと
取り戻せる時間があれば可能かもしれません。
でも、なかったら??
《後悔の人生》になってしまわないか
仕事のせいにしたり誰かのせいにしてしまわないか
できるなら自分の命にだけは自分で決着つけたいッッ
誰のものでもない、自分のものなんだから!

だって答えがほんとうにわからないんです!!
「これだ」って答えがみんなに当てはまらないんです
だからいつでもそれを見つけたい。
見つけていたい。
小説、映画、スポーツ、勉強でも。 どんなときも。
《今》を曖昧にすすんでいる人でも、
いつかそれが自分のすすむべき方向だったんだと。
《未来》の自分がそう感じられたら
すごくいい人生なんじゃないのか
わたしたちはいろんな失敗をしながら生きています
失敗を重ねるからこそ自分が確立する
だからこそ精一杯《いい失敗》をしなくちゃ!
最後に後悔しないためにはこれなんじゃないかって
出来ることを決してあきらめたりしない
そうすれば必ず何かが見える。
見えないはずがない!

ところが…
自分のおおまかな方向、自分自身は決まっていても、
常に《今》は揺るぎます。
それを揺るがないものにするには
《今》の中にそれを見出ださなくてはなりません!!
わたしは強い人間ではないので、
自分だけではこれが揺れまくります
それを揺れさせない何か
それは他者からおしえられることのほうが多いです。
それを実行している誰か。
そんな人の姿を見ると自分が問われるんです。
今回も《できないこと》が増えたとき、
《できること》をしようと。
自分の状況を忘れられるのは
できることに向かったときだけ、です
わたしは今年の手術と入院であらためて学びました。

できることが《ある》って希望そのものです


 『機動戦士ガンダムUC』
  虹の彼方に

 「今のおまえたちには見えないものが私には見える
  ここでは時間さえ輝いて見える
  どんな絶望のなかにも希望はうまれる
  おまえは光だ
  悲しみすら糧として道を照らせ」

台詞だけ見ればとても簡単に聞こえますが、これを
現実に実行するのはたいへんな困難が伴います。
本物の絶望が降りかかると闇が振り払えないからです
どん底がどん底でなくなるとき、
それは、どん底を味わい尽くしたときです
そうじゃないと光なんて見えない
それでもこの台詞はまったくその通りです
グッときた台詞ですね。
ただわたしが今感じるのはそれを光にできるかどうか
もうこれって顔に現れてるんだとおもうのです!
主人公のバナージは既に《方向》を知っており、
《光》にできる資質を兼ね備えています。
そうじゃなきゃ簡単に「おまえは光だ」とか言えない
そのとき見ればわかること。
むずかしい顔をしている人はむずかしいんです。
なんでしょうね… この感覚。。

 「人は今、戸口に立っている
  いつか肉体をもったままそこをくぐれるときが
  くるのかもしれない
  この虹の彼方に道はつづいている」

作品最後まで一貫して感じるのは《可能性》です。
人には圧倒的な《可能性》が秘められており、
それさえあれば立ち向かっていける、そんな力の話。
人が宇宙に出る可能性。
人と人がわかり合える可能性。
間違いもあらためられる可能性。
わたしたちはいつも《可能性》の世界にいます
それでも、今できることには限りがあります
だけど、これまでも子どもの頃にはなかったものが
今は《ある》じゃないですかw
わたしたちの行動は確実に未来につながってる。
それは何かを開発したりすることだけじゃない。
こころの話だってありましょう!

 「おまえのいうこともまちがってはいない
  人が目の前の現実を生きるために
  箱は開かれるべきではないのかもしれん」

目の前の現実を生きるため、要は食べること。
明日をも知れない過酷な状況では、
《理想》は何の役にも立ちません。
理想でお腹は満たせないからです。
それでも、やっぱり理想はもっていなきゃいけないん
じゃないか。 置いてけぼりにしてはいけない
そう思うのです。

人間は《考える》ことこそが本能なのかもしれない

考えるのをやめたとき人じゃなくなる気がするんです
やってはいけないことがやれるようになる
何かをするときの迷い、人の理性
これがなくてはかるく殺し合う世界が待っています
事実、わたしたちの頭ではいつだって何か言ってるじ
ゃないですか!! ざわつかせないようにするには
修練、集中が必要なんです。

 「やはり君にも見えるようだな?
  ではこの宇宙の時の果てまで―
  共に行こうか、バナージ君!

  光なく、時間すら流れを止めた完全なる虚無
  これがこの世の果て 時の終わりに訪れる世界だ
  人がどれだけあがこうと結末は変わらない

  君にもわかるはずだ
  希望も可能性も、
  この虚無の入口で人が見るいっときの夢
  なぐさめにもならない幻だ
  それが人を間違わせ、無用な争いを生みもする
  この真理を知るものがニュータイプ
  ただ存在し消えてゆくだけの命に
  過分な期待を持たせるべきではない!!」

最初から《死ぬ》とわかっていて、わたしたちはなぜ
生きようとするのか。 そんなことですよね?
でも答えは簡単w

それは、わたしたちが《生きている》からです

愚問ですよw
生まれたときから死ぬことが課されていて、
《あきらめろ》って言われて「はい、あきらめます」
とか言える人ってどんな人なんだろう。。
バナージ君は生きることを感覚的にわかっている、
そんな《ニュータイプ》なんだとおもいます。

 バナージ「それでも―」

 フロンタル
 「熱? あたたかな光?
  こんなものがいくら積み重なっても…
  何も、そう何も!!」

 〜この熱が宇宙をあたためるのでしょう?〜

まずは生きていることを大事にする、
生きてる相手を、世界を、受け容れる。
これができなきゃ、わかり合えるなんてZM絶対無理
 熱、熱意、情熱。
これこそが《生きている輝き》の正体かもしれません

『機動戦士ガンダムUC』
◎宇宙世紀の最後を飾るとんだタイムマシンでした◎


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