断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2014年10月27日(月) 「宇宙兄弟 24」

入院中に読んだ漫画。

 『宇宙兄弟 24』
  本当の “最善” のためなら “決定” なんて
  何回したっていいんじゃねえの?

この漫画で賞賛すべきは、
ひとりひとりの登場人物の描き方です。
すべての人に愛情をもってあるのを “感じる” 。
これまで、もう6年前にもなる事故のときも、
救われた台詞がたくさんありました
24巻も自分の状況と相まって大変なことになった
今回はシャロンの台詞でした―
六太少年「人ってさ…何のために生きてるの?」

 「私が思うに―
  そんなつもりはなくても
  人はね
  誰かに “生きる勇気” を与えるために
  生きてるのよ
  誰かに 勇気をもらいながら 」

ドッと涙が出た

“これだ” とおもった

今の自分にはできることがほんとになくて、
そんなときに全身を突き抜けた台詞でした
わたしにはすごく考えた過去があります。
そのとき引き出したのは…

 “生きてる” ことは《影響》なんだ

いいこともわるいことも一歩世界に出れば、
巻き起こること。
できるなら、その影響をいいものにしたい。
そのために自分が《出来ること》を考えました。
一生懸命考えた。
これまで自分が “いいな” って思った人が、
どんな人だったか
自分がどんな人間でいたいのか
生きてる間は、自分が “なりたい自分” でいたい
出来る限りそうしていたい 近づきたい
もしかしたら多少の無理があるかもしれません
でもこれこそはわたしの努力です
ここに自信をもたなきゃ。
たとえできることが少なくなっても、
できることがあることのしあわせ
寝たきりを経験してきたわたしが、
これを忘れるわけにはいきません!

 自分にできることを探すことが
 自分をどれだけ輝かせることか!!

それまで《出来ること》のことを技術だとか知識と
思っていました。
“凄い” ができる人を “いいな” と思ってた。
しかし、動けなくなってわかるのは、
手が動く、脚が動く、歩ける、見る、話す、
そんな “あたりまえ” のことです

 できることをやろうとする姿が
 こんなに尊いものだとは知らなかった

それをおしえてくれたのは病院で一緒に、
生きようとした仲間たちでした。
もう何度も同じことを書いてきましたが、
どんなに書いても書ききれないほどの力です
『宇宙兄弟 24』でもそんな人物達が登場します。
かつて、上記の台詞を語ったシャロンでさえ、
自分がALSを発症して自身を見失ってしまいます。
これは、ほとほと自分にもあてはまりました…
状況は違えど、自分に甚大な事件が起こると
簡単に自分を疑ってしまう。。
申し訳ないけど内容を避けられないので、
ここはいきます。

 「実ハネ ムッタ… 私モソロソロ気管切開ヲシテ
  人工呼吸器ヲ付ケルコトニナリソウナノ…
  今ハマダ大丈夫ダケド…
  ソノウチ息苦シクナッテ… 次第ニ止マルワ。
  呼吸器ガ必要ダッテ事ヲ告ゲラレタ時、
  正直… 私モ迷ッタノヨ…
  延命シテモコノ病気ガ良クナル事ハナイ。
  タダコノ先マブタヲ開ケラレナクナル時ガ
  来ルノガ 怖クテ仕方ガナイ―
  動ケナイママ機械ニ生カサレテ…
  私ノ生キル意味ハアルノダロウカ?
  ナンテ事ヲ考エテシマッタワ。
  …ソンナ時ニ 彼女達ニ出会エタノ…

   心ガ萎縮シテシマワナイ限リ―
   人ハ生キテイケマスヨ

   視力ガ落チタラ “メガネ” ヲカケルデショ?
   ソシテ自分ノ一部ニナル…
   息ガデキナクナッタラ
   “呼吸器” ヲ付ケレバイイノヨ


ヒトの生きる意志はどこまで強いのか
6年前、あの病院でわたしは思い知らされました
生き “ようとする” 命のほんとうの強さと輝き

あれからわたしは変わってしまいました

できることを目一杯やらなきゃもったいなくて
不平不満を言うよりも、何かを変えていこうとする
それには、自分に出来ることしかできませんッッ

やりすぎるくらいやらなきゃ

生き過ぎになりがちな自分だけどw
ちょっとの頑張りが、きっと良い風を生んでくれる
そう信じています


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Taisuke [HOMEPAGE]