| 2014年09月19日(金) |
つきまとう恐怖、CPM |
【CPM訓練の概要】 CPMは continuous passive motion 持続的他動運動の略。 整形外科用機器 CPM(下肢用)で毎日1時間行います。 関節可動域(ROM)運動には― 自分の力で行う自動運動と、 他者から外力を加えて行われる他動運動がある。 CPMは四肢に対し、器械を使ってゆっくりとした往復 のROM運動を持続的・反復的に与える訓練。 徒手によるROM訓練と比べ、CPM器械の方が患肢を 保持する面積が広く安定感があり、 さらに運動のスピードや可動域を一定に保つことが 出来るという利点がある。
術後一日目、始まるCPM訓練。 《膝の曲げ伸ばし》です。 CPMは始めの一回目が、ほんとうにキツイ。 前回たどりついた角度から5度は下げて始めます。
前回の度数をそのまま最初からやれない
角度に慣れさせないと、とても上げられないんです汗 1時間のうち最短5分〜最長30分は慣れさせなければ。
〜その恐怖は途中で度数上げるとき〜
度数を上げるには決意が必要です。 簡単に曲がる人に決意なんてものは要らないw 俺は無理でした
◎決意がないと無理◎
→8/31、CPMの新事実が発見されます。 度数変更はその日の担当看護師が操作。 それは現在角度の頂上に上り詰める直前でした― 看護師によってはまるで気にしない人もいます、が!! これは患者にとってたいへんな問題なんです。
なんたって、《直前》です ボタン押した瞬間に前日未踏の頂上行き その日の激痛最先端に 〜直撃〜
下手すりゃ気絶してしまいそうです。 すくなくとも《絶叫》はまぬがれない☆
〜呼吸くらい整えさせてくれ〜
8/31に学んだこと。 それは― 次の角度への恐怖がこんなにも自分に襲うこと。 絶対にその前の角度頂上から《下って》変更する。
◎頂上に上り詰める寸前での変更は自殺行為◎
→ところが翌日、更なる新事実が発覚します。 頂上から下るのを目視確認。 安心しきって角度UPし― って…
いきなり登ってきやがったあああああああああああ
ちょっ! ま、ウソだろッッ!? なんだそれッッッ なんで最後まで下山しないの?? いきなり死地に送り込まなくてもいいじゃない!! 心の準備くらいさせてくれてもいいじゃない!! そうです。。 このCPMというマシンは…
◎上ることしか知らなかった◎
ひとたび変更すると全力で登ってくるのだ!! 「そんな小さなことで」とバカにする人もいるかもなw でもね、その《小さなこと》がこの頃は大問題でした!
◎わかってくれるのは同じ術式した人だけ◎
CPMで同じ《恐怖》を味わった人w 心強い仲間、それはやっぱり経験してる人。
「そうよね、いきなり登ってきやがるわよね!!」
〜怒りのこもった言葉が仲間の合図です〜
→ところが更なる翌日、新事実が発覚します。 それは見方、考え方の転換となる一言でした!!
「角度変更するときは頂上で変えたほうが楽よ?」
これまでそれを頭から否定してました。 楽だなんて考えたこともなかった。 心の準備する時間を《よし》としてた。 看護師 f武さんはまず、患者に角度を決めさせなかった
「それは私たちが決めることだから」
その台詞に度肝抜かれました 〜CPMは患者本位じゃなかったのだ〜 そんなの知らなかったよ― だってほとんどみんな角度聞いてくるしッッ f武さんは起爆装置を持って笑顔で言います。
「だいじょうぶ! 私は鬼じゃないからw」
一瞬で見抜ける。 この人は “鬼” w その台詞は f武さんにとって “あたりまえ” なのだ。 俺はだまされんぞッッ 笑笑 そういうわけで首をくく… 腹をくくりました!! そして角度変更。 角度変更は頂上で―
あれっ!? マジで楽じゃないの…
これには驚きました!! 魔法かとおもった 一番怖かったところが実は一番のチャンスだったんです 実際、言われなければそうはならなかったとおもう。
思い込みこそが最大の敵だった―
f武さんは始めるときも変更後も数値を言わなかった。 これはある意味で《技術》といえます。 数値を聞けば身構えてしまうからです。 f武さんに感謝だなww 鬼だけどな
どんなことにも裏があるし、表がある 問題なのは “こうだ” と決めつける自分のこころ
そんなものをおそろしく学んでしまいましたw CPM、こいつは深いッッ(爆)
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