無事に日本からの出演者全員がオックスフォード入り! 今日から4日間で踊りを、ダンスを、つくっていくことになります。 クリエーションの前に、会場視察から。 今季のWings『TRA^VERSE』公演会場はオックスフォード城 中庭!!
オックスフォード城 Oxford Castle, Unlocked 〜牢獄として使われ続けた城〜
実は2年前、人知れず観光してましたw 城内もお金払って見学してますw まさかここで踊ることになるだなんてね― ◎ノルマン征服直後の1071年に建設されたOxford最古の歴史的建造物◎ 城として建てられるも、役目終わったら牢獄です… 城内ツアーでは牢獄機能やいろんな拘束具が嫌になるほど見れます!! ギロチンレバーまであったもんね… さて、今回の見学ツアーで疑ったことがあります。
そのギロチンレバーが見当たらないのだ
ま、まさか、教育上の問題から展示禁止にでもなったんじゃ―!? レバー引いたら「ギィ〜」って怪しいリアル擬音の鳴る逸品でした☆ 2年前は面白くて何度もレバー引いちゃったよ―
デリケートなことだけに聞けませんでした
もうあのレバーを二度と引くことはできないのかもしれません。。 ものすごく残念です めちゃくちゃ探したんですけど(超実話 さぁわたしたちが踊るところはそんなギロチ…観光名所です笑
城内でなく、場外なのはせめてもの救いでしょう
しかしながら、こんな歴史的な場所で踊れるのが事実です! なんたって日本史と照らし合わせればおもいきり平安時代です!! 平安時代の建造物で踊れるだなんて日本ではまず認められることじゃない この日、オックスフォード城でセシリアのチームCrossoverが本番でした! Crossoverは年齢や障害を超えた部隊です。 あ、リチャードとカラム発見! 〜踊りまくってる〜 2人とも2年前一緒に踊った仲間。 カラムなんか身長ぜんぜん違ってる!! 見違えたなぁw
人間の成長とはなんとおぞましいものでしょうか
いいや待て、外見が成長して見えても問題は中身だ!! その踊りを見ればすぐにわかるはずw わたしはこのときカラムの踊りに魅入ってしまいました…
カラムは“好きで”踊っていると誰が見てもわかる
あの踊りはダンスが上手いとか見せようとか思っていない そんないやらしさをまるで感じないんです 厳しさはありませんが、それが見ていて不思議なくらい心地いいんです ウソや偽りをまったく感じないダンスはカラムそのものだとおもいました しかもその空間伝播は自分も踊りたくなる代物です!! おもわず自分自身に問うてしまいました―
自分にもカラムみたいに“踊りたくなる”ダンスが踊れるか
どんな人も大人になれば役割が与えられてしまいます その役割には“やらなければならない”意識を伴うものが大半でしょう なぜなら社会的な責任を果たさなければならないからです 価値を示そうとすれば、誇張するものになり、そんなダンスは踊れません 作品ではなく、踊るということに、考えることは不要です
考えるんじゃなく、感じること 何を感じながら踊っているのか
真にダンスを踊るということは、再現性は必要ないんじゃないかな― カラムの踊りを見てわたしはそう感じました
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