断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2013年02月07日(木) 整いすぎてる

2013年初整体☆
これまで1月をおもいきり撃ち込んでやってきました。
すべからくカラダは疲弊の一途をたどってボロボロです…
温泉にいっても疲れがぬけることはありません。 範疇超えてます
もちろん整体師さんに連絡いれましたともw

 緊急入院されていた―

突然襲いかかるリアル現実!! 超実話です。。
原因は悪性ウィルスにより動けなくなったというものでした
寝たきりだそうです
なんということでしょう

 先生がいなけりゃこっちも動けなくなるのは時間の問題です

明らかに共倒れの様相じゃないのかこれ―
なんてこった

 ここで問題なのは自分のことよりも先生の現状だよ

先生の話では一ヶ月ほど入院するとのことでした…
わたしは祈りました
間違って自分のために先生の健康を祈ってしまいかねない状況でした
それほど自分にも危機が迫っていることを自覚していたからです
こんなところで人間力が問われようとは―
ヒトの理性をなめるな!!
俺は先生がいない間だって全力酷使に耐えてみせる
〜新年早々自分ケアの時代へ猫まっしぐら〜
先生が退院して再起されるまでの辛抱です!!
そして先生は退院、本日ついに施術にこぎつ…至るのでした!

 「みんないるから養生なんてしていられないのよね」

はい、そのとおりw
先生のおかげで大きなケガもなくダンスがおどれるのです。
あらためてこんなにも自分の人生が他者にたすけられている実状を思い知りました
わたしはひとりじゃ踊れない なによりも続けられない
感謝しながらも今年の非情なおみくじについて触れてみました。
先生にわたしはしあわせになれないみたいです、そう言ったら真剣な返答キタ―

 「整いすぎてるのよ」

ほんとうにそうなんでしょうか? 外見の問題なんでしょうか?
最後には自分を愛せるけれど、こんなコンプレックスの塊が他にいるでしょうか??
がっちりした純然たる男性像とは一線を画しすぎています。
脆弱、脆弱ですよ。
どこから見てもフツーじゃないよな、これ。。
人体ラインから見ても女性モデルに近い。 事実、モデルもしてたが
華奢、華奢なんですよ。
うしろから見たら女子に見える、なんてのはよくある話。

 街中でわたしに声をかけたら知らない女子だったなんて逸話はゴロゴロあります

女子が「タイスケ!」なんて声かけられたら崖から身を投げてしまいかねませんよ
(※あえて付け足しておきますが、女装なんてしたことありません)
そういうわけで、まことに残念な人体をしているわけです。

 これが整っているといえるんでしょうか

そうです、結局はそのほとんどが好き嫌いでしかない
わたしの場合は行き過ぎてるがゆえに極端になってしまうということでしょう
舞台人としてわたしはたいへんありがたい資質を具えているのかもしれません
だってフツーじゃないんだものね
しかし、それだけに妬みや嫉みも一方的に多大に受けてしまうのでした

 だからこそ、その才能をフル活用できなければならないようです

華奢とか脆弱のままではいられない。 どんなときも隙を見せちゃいけない
この現代社会で生きるためには強さが必要なんです。
そうでなくちゃ簡単に揶揄されてしまう結末しかのこされていません。
見かけだけの男なんて舞台には、いいやこの世には必要ないんですよ
〜言いがかりを消し飛ばせるくらいの力がほしい〜
そんな決意をよそに押し寄せる人様の言いがかりw

 なんで俺はネズミーランドにいちゃいけないんですか? 意味わからん
 なんで俺は街中の雑踏にいちゃいけないんですか? 意味わからん
 なんで俺はセンターにいなきゃいけないんですか? 意味わからん
 なんで俺はキャラクターTシャツ着ちゃいけないんですか? 意味わからん
 なんで俺は靴下履いてないっておもわれてるんですか? 意味わからん

これじゃ下手すればトイレにも行っちゃいけなさそうな勢いです!!
ひとりひとりの創造力がいかに豊かなのかわかりますよね?
外見から判断され、していいこととしちゃいけないことが各人で想定されてるのだ。
不思議、不思議ですよね。
フツーじゃない人はきっとフツーじゃダメなんでしょう。
たとえば、アイドルにはなんと制限があるのでしょうかw
アイドルって本当にやりたい仕事をしているんでしょうか??
ほとんどやらされてるんじゃないでしょうか??
テレビに出続けるっていうのは本当にすごいことですよね。

自分がいてもいい場所、それは自分でつくりださなければなりません
誰かが与えてくれるものではないんです
しかし、ほんとうは生まれたそのとき、既に与えられているものではないでしょうか
現代の人間社会がそれを奪ってしまっているのではないでしょうか

わたしたちは外見でその人を決めてかかるふしがありますよね
行動や言葉づかい、文章でも、どれもそれだけで人を推し量ることはできません
その一つだけを判断基準にすることはできないはずです
だって全部だもん
どれもすべてで、わたしたちひとりひとりは生きているのだとおもいます


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Taisuke [HOMEPAGE]