| 2013年02月03日(日) |
「雪舟、等伯、宗達、そして若冲」 |
今日は両親と久留米に行ってきました!
『雪舟、等伯、宗達、そして若冲』 金閣・銀閣の寺宝展
美術館でこれまでもだいぶ見てきましたが毎回焦点違います。 今回は日本美術の立役者が集結。 名刹、大本山相国寺・鹿苑寺(金閣)・慈照寺(銀閣)・大光明寺の所蔵品たち。 雪舟から伊藤若冲までの日本美術の流れを「カラー・モノクロ」「中国・日本」をキーワードに会場内を見ていかされましたw いずれも押しも押されぬ巨匠たちが勢ぞろい。
しかーし! 時空を超えて見応えがなかった―
若冲といえば鶏が浮かぶけど展示されてるのはエロオヤジのような白象とか! むむぅ… 若冲の想像力はかわいすぎるなw そこがおもしろいんだけどね なんたって象とか虎とか本物見てなくて描いてんですからね。 国宝も重文もありましたが、どうにもハートにきません。
むちゃくちゃすごいんだけどね
こりゃ理屈じゃないな。。 なんでだろう さて、この展覧会とは関係ない別館に行くと度肝を抜かれる絵に遭遇します!!
『平均的肥満体No.9〜J』(1967) 松本英一郎
1967年、わたしが誕生もしてない時代にタイトル“平均的肥満体”!? その絵はかなり近代的な抽象画でした!! 縦長のキャンパスに上部からコンビニ店舗が無数にならんでいます☆ もちろんその時代にはコンビニなんかありません! “今”から見たらコンビニに見えるんですよw そのコンビニ群とその出入口は下にいけばいくほど拡大されていきます。 上層にはコンビニに入っていく女子の影。 下に眼を移していくとその影は扉に入りきれなくなってゆくのでした… そ、そんなあああぁああぁぁぁッッッ 最下層にはその扉に入りきれない女子の影であふれ、、ああああああッッッ
なんという残酷さでしょうか
凄い、この絵すごすぎる― しかも、しかも、『平均的肥満体No.9〜J』は巡回路のラストを飾ってるんですよ??
その衝撃は今日見てきたすべての芸術を粉砕
もう記憶には『平均的肥満体No.9〜J』しか残ってません!! ひゃー どういう意図で順路最後にこの絵があるのか疑惑が絶えませんw
肥満体、わたしが生まれる前からこんなにも問題視されていたんですね
今見てもまったく通じますよw さぁ、わたしたちは未来の扉をひらいていかなくてはなりません。 どんなことも、すべてに選択肢があたえられているのです。 選択肢は多くありませんが“よくしよう”とする意識が行動につながるはずです。
行動につながらないのは意識がたりないからです
わたしたちはいつだって何かの“せい”にすることができます よく聞くのは時間のせいでしょう 「時間がない」 わたしたちの時間は限られています。 出来るひとたちを見ればわかること。
それは、“時間をつくる”です
そういうわけで、「時間がない」っていうのも理由にはならないということでしょう いつだって、やらない理由を見つけ出すなんて超簡単w
わたしたちに必要なのはそんな自分に負けない自分自身を見つけ出す努力です
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