| 2013年01月12日(土) |
今をシンプルにする言葉 |
NIKKEIプラス1読んでましたw 今日の特集は― “覚えておきたい『現代の名言』”
◎落ち込んだとき元気になるには
ベストを尽くして失敗したら、ベストを尽くしたってことさ スティーブ・ジョブズ
「負けたことがある」というのが いつか大きな財産になる SLAMDUNK
きみはこれからも何度もつまづく でもそのたびに立ち直る強さももってるんだよ ドラえもん
なによりもジョブズの言葉と日本漫画の台詞が肩ならべてることに驚きましたねw だってNIKKEIですよ?? 日本経済世界経済ですよ!?
マンガは絵と文章と物語、文化のハイブリッド
わたしたちは漫画に触れて読み取る能力を成長させてきたのだとおもいます。 特に文字と文章の学習についてはたいへんな教育効果でしょうね。 日本が世界に誇る文化です。 フランスに漫画はないんです。 信じられますか?? ジョブズに関する話でこんなのが本にあったのを憶えています。 たしか当時政権の大臣(蓮舫さんだったかな?)の、教育問題についての発言でした。 「ジョブズのような人材を日本もつくらなければならない、学校教育の強化を―」
「ジョブズは大学中退の人間ですよ?」
こう言って質疑を斬って捨てた逸話がありますw 質問したヒト、教育問題を語るにはいささか例えがまずかったね。
学校教育が成功する人間をつくるわけじゃないのだ
っていうか、その“成功”って何の成功だろうね… 単に“大金持ちになる”って話なら成功の本質をかるく見失ってしまいそうですw 〜大金持ち=成功者なら、宝くじ当てたら成功だよ〜 この場合はアイデアや最新技術で世界を席巻するってことでしょうか。 でも席巻が成功ってのも腑に落ちませんw 価値基準がお金であるということは複雑な気持ちになりますね。 大きな地位や名声が豊かさを生むとも限りません。 地位や名声が逆に足枷になることもあるでしょう。
自分の為すべきことを見失わないことが成功につながるのだとおもいます
◎座右の銘にしたいのは
自分がわかっていないことがわかるということが一番賢い 鷲田清一(哲学者)
一度地獄を見ると、世の中につらい仕事はなくなるんです。 苦しい経験を若いうちにするからこそ、得られるものもある 池上彰(ジャーナリスト)
この世に生を受けたこと それ自体が最大のチャンスではないか アイルトン・セナ
いちばんいけないのは自分なんかだめだと思いこむことだよ ドラえもん
気になるものだけ取り出してみました! おおよそ元気にならないものや座右の銘になりえないのもたくさんありましたよw 意外にも信じられないくらいマンガの台詞が数多くありましたw 自分もそうだったように日本人はマンガに大きな影響を受けているのだと知りました。 想像力、人間関係をも教えてくれる。 日本はスゴイ
そんな日本人はどうして感じる力がとぼしいのでしょうか
そんなわけあるか!! そんなはずがあってたまるか!!
ダンスの話でいえば「難しかった」などの感想がどれほど多いことか。 おそらく本物のダンサーが日本に少ないからじゃないかな。 言葉にできないものだからこそ踊っているんです 答えがひとつではないからこそ踊っているんです わたしは「難しかった」と言わせないダンスを踊りたいとおもっています。 一発勝負があまりにも多い巷の作品群。 もっとシンプルに踊りだけをやっている人たちがこの世にはいるんです
フィジカルでも音楽でもない“踊り” ダンス
自分がわかっていないことがわかるようになる、それは世界を変える力があります ところが、密度が高い生き方であるほど柔軟な考えができなくなる恐れがあります 厳しく自分を律することは自分の世界を固めてしまうからです
ある意味では自分の世界をひろげないことが幸せだということもできるかもしれません 誰ともかかわらず、自分の為すべきことだけに没頭できるとしたらありうる気がします
そうでないものをえらぶなら、否定することこそが可能性を奪うのだとおもいます
座右の銘や元気になる言葉は移り変わっていくものではないでしょうか。 ヒトはいつも同じことで落ち込むわけじゃない。 “そのとき”必要な言葉が、“今”をたすけてくれる言葉がある なぜならそうじゃない言葉にはまったく響かないからです。
気づくことも大切なことですが、 今の自分に必要な言葉を“自分で”決めることも同じく大事なことだとおもいます
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