断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2012年12月25日(火) 意志力と筋力

この日、ひさびさに、そうとうひさしぶりにクラシックのクラスいきました!
なんせ別府に滞在して、帰ってきて風邪なおして、一度もいけてません。。
◎下手すりゃ先生の記憶からわたしの存在が消し飛んでる可能性さえあります◎
そして、先生のクラスですから筋力トレーニングしてなくちゃ行けるものも行けない。
わたしは来るべきその日のために体幹トレーニングだけは毎日しっかり積んでいた。

 クラスに行くとなんだか先生が優しい
 いつもの罵声なのになんだか優しいのである

その優しさが…なによりも怖かったw  こんなに優しい先生 初めてじゃないの―!?
この日本で世界へ何人ものすばらしいダンサーを育て輩出してきた先生です。
生半可な気持ちでこのクラスには行けません。
こんなわたしでも先生にとっては「気持ちがぜんぜん足りてない」部類です。
自分で全力を尽くしているつもりでも、先生から見れば足りてない。
失敗がないクラシックダンサーの厳しい仕組み。 おそろしい現実です

 あっという間に両足がパンパンに

あれっ!? そんなはずはない。 体幹はしっかり…
それは“体幹”だよw  脚力の話じゃなかった
上半身はよくてもクラシックのための脚力がまったくおだやかではない!!
そう、酷使、酷使なんです。

 酷使に耐えうる脚力がなくなってた

なんてこった―
先生が優しくてたすかった!! いつもだったら両足が攣って悶絶してたな
床を這うようなコンテンポラリーと格式のクラシックではカラダのつくり方が違う
おなじ“踊り”共通点は大いにあっても、まずもって踊り方自体が違う
クラシックでまず考えなければならないのは流動的ではない、一点集中です
なんとか最後までやりきりましたがこのクラスで改めてわかったことがあります。

 今まで培ってきた“ここまでは力が入る”
 全力を要求されてその意識伝達力は鍛えられてきました
 鍛えてきたその力は絶対です
 しかしここで問題が生じます
 衰えた筋力にそれを命じるということ
 それは、意志力>筋力
 その極端な差が大きなケガにつながります
 力があればあるほど強烈な意志力で筋を切りかねない!!

普段鍛えているダンサーによく聞く甚大なケガ
その毎日は一般人からは考えられない負荷がかかっています
そんな負荷を“あたりまえ”としているのです
つまりは毎日その負荷をもっていなければならないということでしょう
カラダがどこも痛くないダンサーなんていないとおもいます

この日、わたしは両足がパンパンでしたが一日中踊りましたw
そしてその最中、右ふくらはぎが激しく攣って立ち上がれなくなりました
〜終了〜
輝かしい夜の街中を右足ひきずって帰りましたねw
☆ Merry Christmas ☆


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Taisuke [HOMEPAGE]