| 2012年11月10日(土) |
植物の造形展 「Re...」 |
友人が作品を出展してるというので行ってきました! わたしの父が初期に版画で県展入選した“赤煉瓦文化館”へ。
『Re...』 植物の造形展 2012 Flower Studio N.CREATION
明治の本格煉瓦建築。 赤煉瓦文化館、人生初めての入館w 一階、たしかCafeだからいつでも入ろうと思えば入れるんだろうけどタイミングが… ※タイミングとは、自らつくるものw 入ってみるとその歴史的遺物に否が応でも時代を感じます。 〜そんな中、展示されてたよ〜 ひとりひとりの、ひとつひとつの作品たちがッ 初めて見た“植物の造形展”! その一つの作品タイトルに足が止められた―
「Re 愛」 これは、これは複雑でした なんだかその母体である蔦?が絡まりすぎてる! なんとなく愛が、愛が… 複雑でした そのタイトルと作品からわたしは痛々しさを感じたのです Re 愛 …愛は、愛はたしかに複雑かもしれない だけどわたしは、だからこそシンプルであるはずだと信じたい
各作品に唸りながら巡ります。 どこだ あったあった、ありました! 友人の作品が!!
「Retry」 古賀今日子 この作品にはコガキョらしい可愛さと小さな希望を感じます
出来上がった作品たちを見ておもったこと。 それは、“どうやってつくっているのかまったくわからない”ということでした! わたしたちのダンスも本番までにどれだけの努力があるか。 それぞれが、それぞれの全力が優劣を超えてそこに在るのです。 初めて見た造形群。 わたしは技術的なものはまったくわかりません。 感性で立ち向かうしかないよねw わたしはコガキョの母がFlower Coordinatorだと、主宰だと知りませんでした。 巡っているうちにコガキョ本人を会場に見出しました。
「記帳に“タイスケ”ってあったから驚いたよ〜 会えてよかった!」
これはたすかった、わたしは訊ねました。 その作品制作の工程をw この世には知ってる人じゃなきゃ聞きづらいこともある。 聞いてみて初めてわかるその膨大な手間― 聞いてみて初めてわかる「どれだけ時間かかってるんだ!?」 しかしアーティストであれば、その手間に賞賛は贈られたくないよね。 それは何よりも一番の土台のことだから。 その手間こそが、基礎こそが一番苦しい。 だけどそれを知ってもらいたくて作品をつくっているわけではないはずです。 手間や基礎を超えて見える何かを信じていなくちゃわたしは踊れません。
見たいのは“作品の奥底にある得体の知れない何か”
人に見せる見られる仕事はそこに対する努力はあたりまえのことだから。 これが夢のある素晴らしい職業の正体です 人前に立つことほどおそろしい仕事もありません。 好き嫌いで判断されることをはじめ、知らぬ人からの評価に苦しめられたりします。 コガキョを地元演劇界で知らない人はモグリです。 もう何度も所属劇団は全国放送されましたし、その経歴も筋金入りです。 しかしこれまでいろんな人から賛否両論も耳にしてきました。 “知られる”ということはそういうことなのかもしれません。 だけど一つの真実はやりつづけることがどんなに凄いかということ。
わたしたちがやっていることは簡単にやめることができるからです
やめないのはそこに希望があり、尽きることがない興味があるからだとおもいます。 そう考えると興味こそが人生を楽しくするのかもしれません。 興味をもたない人とは会話がまったくはずまないのも道理ですよね。 自分の経験範囲を一歩踏み出せばそこはいきなり知らない世界です!! 世界の深さ そのリアルは、わたしたちの想像などはるかに超えています
わたしたちの“今”“世界”は興味で常にRe Createされていくんだとおもいます
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