はじめに― 本来なら鑑賞した『魔法少女まどか☆マギカ』をタイトルにしたいところです。 しかし、この日も悪夢が終わりません… こんなことが連日続くなんてまったく信じられない!!
現実におこらない悪夢のほうが断然まし
信じたくないが、なにかがわたし自身に渦巻いているのかもしれない そう考えてしまうのもそれがすべて生死にかかわる事件だったからです
誘われなければ決して見に行くことはなかったでしょうw このテのほんわかキャラクターはかなり苦手な領域です。 しかし、その物語/映像の完成度と世界観は凄まじく、唸りを上げてしまいました―
『魔法少女まどか☆マギカ』 前後編 4時間一気見 かなえたい未来があった。 たとえ自分を騙してでも。
自殺行為かと思われましたが大変な出来映えで、まったく時間を感じません さすがジョーさん。 魔法少女とは名ばかりの哲学アニメです 見終わって最初の感想はこれw
問題が別物にすり替わっただけじゃないか!!
2013年、新章スタート!? 終わらないんじゃん!! 気を失いそうになりました まさか魔法少女で涙を流すなど思いもしなかった 中でも、ほむらの時間を繰り返すシーンは特別ダメでした まさにそのようなことを自分自身がこの3年間やってきたからです 人は最後は独り、孤独なんだとおもった どんなにわかりあえたとしても最後に選ぶものは自分勝手な自意識です もちろん暴力的なエゴではないにしてもある意味では完全な自分勝手 「みんなを救う」というのは聞こえはいいですが現実にはほむらの願いは断たれています 人を想うということは多かれ少なかれ余計なお世話が入ってくる だとしたら、おせっかいこそが人を想うということです 「独りぼっちは…さびしいもんな。 いいよ、一緒にいてやるよ」 人を成長させるのは選択だとおもいました 「誰にも理解されなくていい」 「決めたらあとは突っ走るだけさ」 「止まることはあきらめることと同じ」 突っ走ることにどれだけ苦しさがあるか、楽しいだけでは決してすまないのです 魔法少女は“病気”だとおもった わたしは病院でそんな人たちをたくさん見てきたんです “簡単に自分を見失う” なによりも自分がそうだったことをおもいだしました この世界は“混沌”です 結局は悲しみや苦しみが消え去ることはない 悲しみや苦しみは生きることの一部だからです 悲しみや苦しみがあるからこそ、その反対がわかるのです
映画を見終わったあと駅構内で無差別刺殺事件がおきました 通りすがりの人が包丁で次々と刺されていったのです おそろしいことに、わたしとジョーさんはその時間その場所にいました わたしたちはたまたま反対の出口にいて巻き込まれなかったのです 犯人はすぐに現行犯逮捕されましたがその犯行口実は「人を刺してみたかった」です 一歩間違えていれば刺されていたとおもいます
虫の知らせにしてはこの3日間でおきたことはあまりに極端すぎる わたしはこわくなりました 自分自身を疑うのにそう時間はかかりませんでした
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