10月! 2012年もあと賞味3ヶ月、正確には2ヶ月w 〜余生を精一杯楽しもう〜
『悪口の技術』 ビートたけし “悪口”が世界を動かす
アメリカ、中国、北朝鮮。 銀行、役人、上司に女房、おまけに息子…。 全部向こうが言いたい放題。 沈黙は金、じゃない。 正しい「罵詈雑言」教えます― “毒舌の第一人者”が贈る、強力な一冊。 会社で、家庭で、また外交でも、どう逆襲すればいいのかを分かりやすく解説。 売り言葉に買い言葉、きれいに言い返す術、こっそり伝授いたします。 これで文句言われっぱなしの方も安心。
最初に言っておきますが、まったく伝授された気にはならないね。 だってこれ、そういう本じゃないもんw 安心なんてどこにもないよ― このblogみたいに自分のいいたいことを文章にしてるだけだよ。 共感できるところもあるし、できないところもある。 だけど、とにかくビートたけしは自分をもっているんだ。 ちゃんと言える、言葉にできる、ってのは簡単じゃない。 それに、随所に唸る部分があるんだ。 テレビに映るビートたけしはすっごい苦手なんですけれどもw 同じ症状あるし。。 そんなわけで、程度としては“即座にチャンネルを変える”くらいですw だからこそ、本書に手を出してみた。 なんたってこれほど日本人が知らない芸能人はいまい。 そんな人間にはそれだけの何かがあるはずなのだ。 それを、そう、それを確かめてみたい衝動に駆られたのさ!!
やっぱり一番偉いのは、お百姓さんなんだとつくづく思うね。 これは悪口じゃないよ。 丹精こめて作物をつくって、そこには一つ一つに、目に見える豊かさがある。 数字という記号の上に乗っかったような今の先進国の富というのは、 そのうちちょっとしたことで吹き飛んでしまうような気がしてならない。 金融の世界だけじゃない。 先進国の豊かさを象徴するような「物」だって、 ただの記号みたいなもんで実体がないんだ。 やれルイ・ヴィトンのバッグだ、ブル狩りの時計だって言ったって、 そんなものアフリカの電気もない村に持っていったら、とたんに何の意味もなくなる。 「いやあ、いい物もってますねえ」って言ってくれるよその人がいて、 初めて価値がでる物。 そんなのにバカ高い値段を付けてるわけなんだよ。 要するに先進国っていうのは、自分の考えじゃなく他人の評価とか付加価値とか、 そういうもので豊かさが計られる社会なんだ。
評価を求めると幸せにはなれない、こんな小さなblogですがそう申し上げてきました。 わたしたちの存在は“価値”ではなく“生きている”ことがすべてだからです ですが、現代社会は上記のように成り立っているために逃れられぬのです。 みんな自分を大切にあつかってほしい、この世に必要だとおもわれたいからです。 もし、ほんとうにそれを望むのなら、まずなによりも他者をたいせつにしないと。 社会は突然変化しません。 その流れはゆるやかです 社会との付き合い方はそれぞれが見出さなくてはならないのだと思います。 拒絶、中道、調和、受容。 選択ですね
芸そのものは盗めって人だったから、直接に仕込まれたわけじゃない。 むしろおいらが影響を受けたのは、芸人としてのスピリットの部分なんだ。 おいら最初は芸人が嫌いだった。 お笑いっていうのは、妙な格好をして客に笑われるものだって思っていたから。 当時はそういうお笑いばっかりだったんだよ。 デブとかチビとかハゲとか。 わざとそんな格好で笑いを取るような芸ばっかりだった。 ところが師匠はそういうのが大嫌いでね。 「芸人は笑われるもんじゃなくて、客を笑わすもんだ」っていうのが口癖だった。 そんなこと言ったのは、深見師匠くらいだよ。 カネはないくせに、格好を付けるためにはカネを使う。 全然カネがない時は、絶対に外に出ない。 芸に対する姿勢とか、生き方における「粋」ってものを教えてくれた。
自力で生き方・姿勢を見出すのはたいへん難しいことではないでしょうか。 自分を厳しく見つめなければならないからです。 嫌なところがある自分を認めるなんて所為、できることならしたくない。 しかし、乗り越える努力があるからこそ以前よりも強く自分にすることができます。 これが自分にしていくためにもっとも難しいことのひとつかとおもいます。 ですが、自分一人では気づけないこともある。 人が気づかせてくれることのほうが圧倒的に多いはずです。 センスや考え方、その行動や仕草、生き方、すべて。 出会いが自分を成長させてくれるのです
世の中生き抜いていくためには、 みんな自分なりの考えを持って回りに伝えていかないと、 相変わらず誰か一部のずるい連中にやられちゃうだけ。 所詮、漫才なんて悪口の言い合いなんだけど、そこでは、如何に想像力を豊かにして、 みんなが一見悪口とは気がつかないことを話すかが勝負だからね。
|