ついに今日から日々の努力を超えて“踊り”に向かう毎日へ― こんなに幸せなことはありません。
もうキツいだけじゃあない!
札幌到着直後、すぐにボディワークにかかりました。 それは自分ひとりでやるものだけでなく、知らない人がいるヨガクラスも含みます。 自分のテンションを上げながら体調を自己管理するためです。 今年、なんとわたしが通うスタジオが札幌にも誕生。 まさに願ったり叶ったりw これからは自分のダンスで作品にあたらなくてはならない身の上です。 自由がある以上、あたらしいカラダで全力を出すにはボディワークが欠かせません。 日中はボディワーク、夜はリハーサルで踊る。 今回、大阪の舞台には北海道を拠点とするビィ・ボディ・モダンにゲスト出演します。 わたしの作品ではないため、主宰・坂見先生の世界をまず受け容れること。 その世界でどこまで自分を自由にできるかが勝負です。 この日、一緒に踊るはずだった吉田琴美が出演できないことを知った。
靭帯を伸ばしてしまい全治2ヶ月
わたしたちは3人でその世界を現出させなければならなくなった。 いい意味ではそれだけ出番が増えるということ。 そして、出演者が減るということはごまかしがきかなくなるということ。 なによりも出れなくなった本人の気持ちは計り知れません。 わたしたちだっていつどこでケガするかわからないのです。
吉田琴美のアクシデントで先生のイメージも変化せざるを得なかったようです。 そのラストはわたしたちが紡ぎだすしかない様相を帯びました。 すべては今日から6日間でつくりあげなくてはなりません。 与えられたものを踊って終わりにしたくない そう考えていたわたしは1週間前から滞在、踊り込みを希望していたのです。
作品を踊るのではなく、みんなと一緒に踊りにしていきたかった
個人的な我儘ではありましたが、今回はそれでたすかりました。 琴美アクシデントで全体の振付が大きく変わってしまうことになったからです。 先生のかわいげな一言でわたしはいきなり崖っぷちに立たされます。
「タイスケさんは自分で振付してね〜」
受け容れ…ってあれ?! 与えられるものをどれだけ改造でき… 今回は与えられるものだと高をくくっていた!
いきなり丸投げですか―
さっすが坂見先生、もちろん…その信頼に応えなくちゃ男じゃない!! 獅子は戦塵の谷に突き落とされて― ってそれ毎回じゃないか?? チクショー 踊るのは楽じゃない!!
リハーサル初日、それは“ダンスというより事件”でした
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