| 2012年03月29日(木) |
「マーガレット・サッチャー」 |
アカデミー賞<主演女優賞、メイキャップ賞>受賞! 英国史上初の女性首相の栄光と挫折、そして最愛の夫との感動の物語。
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 世界を変えたのは、妻であり、母であり、ひとりの女性だった。 最愛の夫亡き今振り返る、栄光と挫折。 そして、犠牲にしたかもしれない愛を―
映画が終わっても、席から誰も立とうとしなかった… それは映画のちからです。 たのしいところを超えた領域 凄い映画でした 保身しか考えていない政治家首脳陣にサッチャーは罵声を浴びせます。 「臆病者!」 ある意味で、政治は人気が左右するゲームだと言えるかもしれません。 サッチャーも“見せる・よく見える”ため、首相になるためにあらゆる努力をします。 姿勢、発言、ファッション。 決して気分のいいものではありませんが、人の上に立つということはそういうことです。 現代社会では、頭がいいだけではまったく人はついてきません。 理想だけではついてこないのです。 わるく言えば、より多くの人を扇動する力です 認めたくありませんが事実です 時代が、風潮が理想をたたくことだって
サッチャーが凄いのはいいわるいを超えて、すべてを背負う覚悟があったこと
政治はその瞬間に結果をだせないものです。 “いま”困っている国民は“すぐに”結果をもとめます。 政治とは、未来のために悪者をやりきらなくてはならないのです。 現在の日本にどれだけそんな政治家がいると思いますか? 未来のために礎になれる度量です。 おそらく生きているうちには評価されない、そんな度量です。
「どんなに憎まれてもかまわない。 この苦渋の決断が、イギリス国民に幸せをもたらすなら」
わたしたちはいつだって大事にあつかわれていたいのです。 それを超えて“選択できる人間”がどれだけいるんでしょうか。 もちろんサッチャーだって、その選択すべてが正かったわけじゃない。 わたしたちは人間だからです この映画は認知症となったサッチャーが家族をかえりみる映画です。 考えることが人間を成長させる 過去のサッチャーが語ります。
考えることが目標を、目標が習慣を、習慣が人間性を、人間性が運命をつくる
実は、この言葉はわたしの父に言われたこととまったく同じものでした。 わたしは中学生のころに言われたものだと記憶しています。 こんなところで聞けるとは思いもしません。 強烈でした
「教えて。あなたは幸せだった?」
サッチャーが整理を始めたその瞬間からわたしは泣いていました それがどれほどかその想いがどれほどのことか、本人にしか量ることはできません 首相としての最後が大衆から裏切られた格好だとしても 偉大なことを為し遂げても もう誰も自分のことを理解してくれる人がいなくても 果たしてそれが一個人において“幸せ”と呼べるものかどうかわからない
マーガレット・ヒルダ・サッチャー、現在81歳。 近い将来、偉人として讃えられる一人だとおもいます。 けれども生きてきた時間とはそんなものではないはずです そう感じました
「戦わなかった日など一日もないわ」
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