| 2012年03月18日(日) |
リスクの喚起、ダンスと克己 |
いよいよ本番は明日。 一番先の景色へ
『salon』 〜P's inner-child ライヴパフォーマンス〜 3/19(月) open18:30 start19:00 会場:wwwod 手描きTシャツ、ヘアライブをパフォーマンスと共に繰り広げます! さくらの木のある夜空と夜景をバックに贅沢な時間を過ごしてもらう空間。 建築家 有馬裕之のスタジオ、シェアスペース、レジデンス、三層構成の会場wwwod。 空と緑と風景と豊かな空間を様々な方と共有するプロジェクトです。
札幌から帰ってきて2月末、執行さんにダンスを依頼されます。 ちょうど落ち着いたころでしたw 執行さんはパフォーマンスはもちろん、独自のアート活動を展開する稀有なstylist。 執行さんと会ったのは3年前、明日香のダンスを引き出していたときのことです。 「なにか面白いことをやりましょうよ」 あのときはどちらも忙しくしていた時期でそのチャンスはありませんでした。 そうしたうちにわたしが入院してしまいます。 それからは自分自身のことで精一杯でした。 そして去年、オックスフォードでの出演を機に舞台上に復帰。 長かった わたしはblogしかできなかったときから、すっかり文章が生まれ変わりました。 そんなblogを執行さんは読んでくれていたというのです。 めちゃくちゃうれしかった そう、3年前の約束を果たすときがついにきたんです! しかしさすが執行さん、こんな面白い場所を用意…いや、むしろ危険だぞここ!!
屋外L字廊、柵無し幅1m20 地上3m〜8m ※万が一があればただではすまないでしょう
会場を下見したとき、踊りたいと思うと同時に死ぬかもしれないと思った 先月の札幌、雪の中を裸足で踊って死ぬかと思った矢先の出来事でした。 札幌以上のリスクがここにはあります。 『雪の舞』では終わって足がうごかなくなっても命がとられるわけではありません。 ですが今回は落ちたら、打ちどころが悪ければ ここで踊るなんて一般的に言えばあきらかにN.G.でしょう。 雨が降ったら― しかし、それよりもわたしは生きることに貪欲でした だからこそ雪の中を裸足でおどったりしたはずです そこでしかできないことを
全ての一瞬一瞬を、より生きていたい
危険やリスクを敢えて背負いたがるのは生きていたいからです フツーの人からすれば単なる命知らずのように見えるかもしれません。 でもそこにこそ踊る意味が、その根源があるように思えるのです 人前で踊るのです、自分を楽なところに置いていて誰が見てくれますか。 切り詰めるのがどこなのか、それを定義するのは場所です。 これまで文章にしてきたのは踊る以前の問題。 そこで踊るために最低限超えるべき“集中するためのスタンス”の話です。 ほんとうに問題なのはそこから“ダンス”にすること。 そこで踊れば「はい成功」というわけにはまったくいきません。 それを土台にしてどこまで人の想像力にアクセスできるのかがほんとうの勝負です わたしはこのstageに立つだけで生きていることを実感するでしょう いつもの舞台でもその気持ちは同じですが今回は危険をともなうリアルです
竦む足を超えていかなくちゃここでは踊れない
なによりもまず闘わなくちゃいけないのは自らの恐怖心 これを乗り越えなければおそらくダンスにはなりません わたしは本番まで毎日、寝る前のイメージトレーニングで3回は落ちていました 何度やっても同じ、その場所に実際に立たないかぎりダンスにはならない
本物の恐怖と闘うのは、本番ただ一度だけ
どんなに文明が発達しようとわたしのダンスはリアルでしか生きられません さぁいよいよたのしく踊れそうです!!
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