断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2011年10月26日(水) 「Wings」〜初日〜

忙殺を極めたこの日。 本番初日とはいえ、まだ振付・クリエーションの真っ最中。
午前中は振付をつめる作業をつづけ午後からは通し、shooting、ゲネプロまで一気に行う。
そして19:30〜本番! 言語道断、おそろしいタイムテーブルw
それぞれの踊りを決着させ、セシリアに繋ぎ合わせられた振付は一本の筋道をみた。

 『Wings』 その全貌がついに姿を現した―

ゲネプロ。 『Wings』は年齢・性別を超えて素晴らしいstageになる、そんな結末が見えた。
間違いない、輝く舞台が見える!
しかしそれはあくまでもゲネ、わたしたちはダンスでそのイメージを超えていかなくては!!
まだ本番じゃない、本番はけっして同じものにはならない。
なぜならわたしたちが踊るのはカタチや美しさではなく、踊りの鋭さでもないからです。
それはカタチのないものだからこそいけるところかもしれません
さぁ、あともうひといき  もう考える段階じゃない  ただ“踊ること”に集中するとき

〜開演〜

わたしたちは一心に踊った。
最後のシーンは両手に折り鶴を持ち、みんなで歌う。

 「With the sun and moon and stars and rain  風〜 雨〜 海〜 雲〜」

メリッサがつくった歌詞は日本語を含む。
その繰り返す歌とダンスにすべてが集約する。

 わたしは泣いていた  涙がとまらない

たとえすべてを集約するのが“ダンス”でなくとも、もう関係ない。
もうダンスでも歌でもない。 そんなものじゃない。

 これだ、やりたかったのはこれだ

いまわたしたちが踊ったものにも団結やわだかまり、もっともっといろんな想いはある
でもそんなのは“あたりまえ”のことだ  すべてはひとつじゃないのだから

 それでもこの瞬間、いま舞台上にいるわたしたちは“ひとつ”だった

強く強くそれを感じました  集約したのはわたしたち自身と、そのすべてだったんです
わたしが日本をこえてイギリスへやってきたその意味を、今 この瞬間に実感した
国や人種をこえてわたしたちは手を取って“生きて”いること

それは、誰もが知っているはずの“あたりまえのこと”


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Taisuke [HOMEPAGE]