2005年02月18日(金) おめでとう〜!

夕方、生徒さんから「合格でした!」の電話。
県内に1校だけ音楽科のある高校があり、その生徒さんは先週、そこを受験したのでした。
他の先生に出したりせず、ピアノのほか、歌やソルフェージュ、楽典なども全部私が教えていたので、責任を重く感じていたのだけれど、はぁ〜、よかった。一つ、大きな肩の荷が下りました。

好きな曲だけマイペースで弾いて来た生徒さんなので、基礎力が薄く、それを見抜かれれば危ない、と踏んでいたけれど、反面、ものおじしない性格と、音楽が大好きなことが伝わる表現力が彼女の武器でした。
それらが基礎力の薄さを気にさせない演奏に導いたのかな。
本番は本人も納得のいく出来だったようなので、審査する先生次第だとは思っていたけれど、今後伸びるだろう、と見込んで取ってくれたのだと、勝手に考えています。

ただ、寮生活となってしまい、なかなか会えなくなってしまいます。高校生となった彼女ともっといろんな曲を楽しみたかったので、少し淋しいのが正直なところ。

彼女はシベリウスの「樅の木」を弾いた時に、音楽とすごく近くなったようです。
何らかの曲に出会い、その曲と出会えたことが人生に影響する、というのは、音楽を好きな人にはよくあることだと思うけれど、弾いてみたい曲だけを追いかけていれば勉強に偏りも出てしまい、音楽を進路と考えた時に悲しい思いもしたりします。

合格はしたものの、今までの不勉強で悲しいことも苦しいこともいっぱいあるはず。それに負けないで頑張ってほしいし、頑張れるはず。だって、音楽に親しんだのは、親が始めさせたとか、練習させたとかできなく、自分が選んだことだもの。
遅く始めて遅咲きだけれど、音楽が大好きな気持ちは誰よりも強い、そういう自負が支えて行ってくれるでしょう。


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