生徒たちに配る記念品としてCDを作るため、何度となく演奏を聴きながら、ビデオをダビングしながら、思ったこと。
全員暗譜で、暗譜落ちした子がいなかったことがまず、うれしかった。アンサンブルのステージも暗譜でと言わなかったのに、皆暗譜で弾いてくれた。楽譜をみて連弾したのは私くらい(爆)。 暗譜というのは絶対条件ではないけれど、暗譜で弾こう、という気合いを持った取り組みがなければできない。もしわからなくなっても、と仮定して弾き込み、音や音楽の流れ、和音を確認しつつ、いろんなアプローチをして、確実な暗譜、となる。 特に大きい生徒さんたちは、漠然と覚えるだけではできない。緊張も気負いも強くなる。曲も複雑になり、長くなる。それらをコントロールし、自分の音楽をしてくれた。
中3の受験生2人も例外なく。それに、4月からは親元を離れ、下宿や寮生活となるため、最後かもしれない記念に、とそれぞれからお花をいただいた。逆に私からお花を上げたいくらいいい演奏をしてくれた2人、本当にありがとう。受験間近でも、レッスンは休まず続けてくれたこともうれしかった。
1月から始めたばかりの年長さん2人も、とっても立派に初ステージを踏んだ。1年ほど習っていても初ステージ、という生徒さんも何人かいたけれど、初めてだっけ?とびっくりするほど堂々としたものだった。
みんな堂々としているね。と、他の先生たちからもよく言われるのだが、どうやら私の教室のカラーらしい。 確かに、もちろん緊張はしていると思うのだけれど、萎縮してしまう生徒さんはいない。確実に暗譜できている、もしつかえてしまっても、最後まで乗り切ることができる、こういったことが自信につながり、堂々とした演奏、態度につながるのだと思う。 お行儀のいい、正確さを追うような演奏はしなくっていいよ、速くなったっていいよ、好きに弾いた方が楽しいよ、そんなことをレッスンでもよく言っている。これが弾き間違いやちょっとした突っかかりに動じない、堂々とした演奏につながっているのかもしれない。
反面、細やかな、繊細な演奏といった角度からみると、どうかなぁ。 子どもでもピアノやピアニッシモがきれい、やわらかな音が出せる、澄んだ音が出せる、そういった指導ができる先生もいる。私は苦手かもしれない。 発表会ではどうしても、大きな音の曲、迫力のある曲を選曲しがちになる。普段のレッスンでの選曲を工夫し、引き出しを多くできるようにしていきたい。
次回の発表の機会は、おうちの方を引っ張りだすのも兼ねて、ファミリーコンサート。子どもの立派にステージで演奏する姿に、自分もなにかやってみたい、以前やっていたから子どもと連弾くらいなら、などと奮起しているおうちの方もいるかと思うので、ほとぼりが冷めないうちに声をかけ、準備していこうと思う。
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