| 2002年03月16日(土) |
楽しいレッスンにするために・・・ |
昨日、アンティム主催で、竹内由紀子先生の「ハーモニー指導」の講座があった。 てきぱきした方で、あっという間に2時間がすぎてしまった。てきぱきってすごい!大学でのーんびり習った和声の講義、数時間分を、ぎゅぎゅっと濃縮して復習できてしまった。きっと日頃の時間の使い方もお上手な方なんだろうな。 この講座を受講して、しなければ!と強く思ったこと。
まずは私が憧れつつも、なかなかできずにいる、「確信をもって様々な和音を操ること」。即興でも伴奏付けでも、冒険できずにいるのは、その和音を使い慣れていないから、なのだが、時間をかけて「和音で遊ぶ」こと。毎日、遊んでピアノを弾く時間、捻出したい!! こういう事できる人って、コツ、とか才能、とかより何より、時間をかけて、頭使って、何度もやって、憶えて、という地道な作業を、「遊び」ととらえて楽しくできる人なんだと思う。 以前療法で、すごい和音や音階をどんどん自分のものにして即興に取り入れていく先輩を、さすが!と思い、自分には無理、とも思っていたが、それだけのことをピアノに向かってやっていたからできること。しかも楽しんで。 曲に向かう時間を生むのが精一杯、と思い込んでいたけれど、最後の5分、毎日積み重ねていけば・・・。
次に、新しい曲の魅力を、即座に確信をもって生徒との出会いに提示できるようになること。どんな練習曲でも。 好みをはっきり言う生徒には、選曲も工夫したり、一見好みでないだろうなと思う曲は、好みと思える材料をその曲の中に探しておいたりと準備することが多いのに対し、従順に、出てくる順番にしたがって1曲1曲弾く生徒に対しては、気遣いが足りなかったと反省。どんな素直な生徒だって、譜読みの段階での意欲が違うと思う。 そしてそのために、初歩的な曲も自分でしょっちゅう弾き、新たな魅力との出会いを求めること。慣れてしまうと、この曲は、はじめにこれとこれを言っておく、あれを憶えているか、この曲のこの記号をテストする、ここで皆つかえる、ここが弾きにくい、ここの和音の説明をする、など、もちろん個人差には対応していながらも、基本的には習慣のように、機械的に、ベルトコンベアに乗せたレッスンになりやすいのだ。 それよりなにより、魅力いっぱい!を前面にもっとアピールしたレッスンをしたい。
そして、生徒と自分は、音楽を楽しむ仲間であり、教える、のではなく、一緒に楽しむ時間を共有するレッスンをする、ということ。自分は音楽的な経験が多いため、提示できることは自分が持っているけれど、音楽を楽しむ、という点では、まったく同じ、楽しませ、楽しませてもらうレッスンをすること。 いつも生徒に楽しませてもらっているなー、とは思う。しかし、すべての生徒とそういうやり取りができているのだろうか。 思うに、ストレスを感じるレッスンは、相手の生徒と楽しさをやり取りができていない。こちらから楽しさ、魅力をアピールしても、それをそうと感じてもらえないのだ。もしくは、そのときは感じあえても、家での練習にその気持ちを持続させてもらえず、次回のレッスンにテンションが下がってしまっているのだ。
また別な日に書こうと思うが、先日それができなくなってしまった生徒との別れがあった。まだ傷が深くてまとめられずにいるのだが、二度とそんな経験をしないためにも、自分の問題点を熟考する手がかりを教えてもらったように思う。
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