LORANの日記
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2006年04月08日(土) お金の呪縛


先日、ある首都圏の地方の駅へ行きました。

昼過ぎで駅前は閑散としていました。

ベンチに一人の初老の男性が座っていました。

身なりや周りに置いてある所持品から、ホームレスの方だろうと思われました。

大柄な方でしたが、目を瞑り、つらそうな顔をして首を振っていました。


通り過ぎて、10分後にまた同じ場所を通りました。

そのときも同じ仕草をされていました。


多分私と同年代だろうと思いました。

なにか事情があってここに居られるのだろうと思いました。


そのまま帰ろうかと思いましたが、あのつらそうなお顔が気になりました。

このままではきっと何もしなかったことを後悔するだろうと思いました。


財布から1万円札を1枚出して、ティッシュで包みました。

「失礼ですが、よかったらカンパさせてください。」


ご本人はビックリした表情をされましたが、

「あ、どうもどうも・・・」と受け取られました。


数時間後、帰りに通るともう居ませんでした。

寒い風が強く吹いていました。


その後で気づいたのですが、体の力がストンと抜けていました。

その時、財布には1万円札は1枚しか入っていませんでした。

(妻はもっと持っているのを知っていましたからできたのですが・・・)


それを差し上げたとき、私は自分の中のお金の呪縛が消えたのでしょう。

あの方は私にお金は呪縛であることを教えてくれたのでしょう。


私はこころから感謝しました。


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