LORANの日記
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2005年09月07日(水) ハリケーンのあと

先日アメリカ南部のルイジアナ州ニューオーリンズを襲った超大型ハリケーンは市内の80%を水没させ、50万人の市民を退去させました。

ニューオーリンズの70%以上が海抜0m以下の土地であり、ミシシッピ川と湖にはさまれた危険地帯でした。

石油産業が発達し、ここ100年間で地面は1mも沈下したそうです。

ここに定住している人の2/3は黒人であり、低所得者層が多かったようです。

アメリカでは水害で死亡する人種比率は、白人が1%だそうです。

ここにも人種・所得格差があることがわかります。

白人優先のブッシュ大統領が、初期の救援に熱心でなかった理由が見えてきます。


低所得者が多い土地ですから、食料が不足すればショッピングセンターを襲い、

お金がなければ拳銃で強盗を働くそうです。

警官隊と撃ちあいになって5人が亡くなったそうです。


日本は阪神・淡路地震の時には6000人もの犠牲者や多くの建物の焼失がありましたが、

食料の配給のときなんの騒ぎもなく粛々と並んでいて、海外の報道関係者を仰天させました。


アメリカと日本のこれほどの違いは、国民性によるものでしょう。

日本人は穏やかでエチケットを守るやさしさがあると思います。

アメリカ人は個人個人はやさしくても、自国の利益のためには他の国を犠牲にしても構わないところがあります。

それは白人が最高であり、有色人は野蛮で奴隷として使い、家畜は神が食料として与えたという考えの上にあります。

もちろん進んだ考えを持つ白人もいますが、基本的には神もまた白人の神なのです。

ですから中南米にカトリック教徒が多くても、黒人のローマ法王など考えもつかないでしょう。

このような状態で、いつになったら世界が平和になるのでしょうか?


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