思い出の散歩道
こお



 ごめんね、ありがとう。

二人して「ありがとう」「ごめんね」って言い合った。
一ヶ月の時間。
二人で謝って、二人してお礼を言って。

昨日まで、昨日どころかさっきまで考えられなかった。
彼女と喋ることが出来るなんて。
涙でにじんだ画面を信じられないって言う気持ちでずっと見ていた。

シバのおかげだった。
彼女の愛猫。
シバが夢に出てきて、彼女の気持ちに触れてくれたそうだ。
なんて感謝をすればいいのだろう…言葉よりも今も流れてる涙のほうが今の感謝の気持ちを正直に述べていると思う。
彼女の気持ちを救ってくれてありがとう、ありがとう。

二人で段々と元に戻れればいいねって言った。
あの時と私の中にある覚悟というものは少し重みが違ってる。
そして、目指すべきヴィジョンを今もっている。
もう彼女を信じきることを誓った。
自分を最後まで信じきることを誓った。
目指すべき場所に互いを信じていければいいと思う。
……ゆっくりでいいから、そこに少しでも近づいていきたい。

たくさんの人に心配をかけて、気遣っていただきました。
本当に心から感謝してます。
自暴自棄にもなったけど、それでも私を見守ってくれてありがとう。
皆さんがいたから今日があったと思います。
皆さんがいなかったら自分を信じるなんてこと出来なかったと思います。
ありがとう。
ありがとう。

追伸――この日記を彼女が読んでくれたそうです。ここに日記を書いていられたことを感謝します。ありがとう。

2004年05月11日(火)
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