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ぴんよろ日記 DiaryINDEX|past|will
この家に住んで、はや3年近く。草っ原だった隣の土地に、ついに家が建つ。毎日見てきた木が、今朝、測量のために切られはじめた。春の新しい葉っぱが、どんどん伸びてきているというのに。いまは「邪魔な」枝だけを、小さなのこぎりで切っているが、遠からず、根こそぎになるだろう。悲しいけれど、どうすることもできない。目の前にあるのに、目の前で切られているのに、私が止めることはできない。この家だって、おなじように「邪魔な」木を切り、土の息吹をふさいだ上に立っているのだし。
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