ぴんよろ日記
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パン屑やしなびたみかんを庭にまいておくと、鳥が来るようになった。最初はスズメたちだったのが、ムクドリだかヒヨドリだか、だんだん大きいのも来るようになって、かわいらしい。鳥のことはよく知らないので、名前もあんまりわからないが、一度、メジロとおぼしきものを、もぎくんがくわえてきてしまったが、ショックを受けていただけで、枯れ草の上に置くと飛んでいった。トンビがパン屑をつついているのも見た。節分の豆も、最後にはみんな鳥たちが食べた。 まだまだ殺風景な庭なので、鳥たちが遊んでいるとうれしい。 …と思っていたら、今朝、異変が起こった。これまで来ていた鳥たちは、パン屑にしてもみかんにしても、その場でツンツンつついたり、ひとつだけくわえて近くの枝に飛んでいってゆっくり食べたりしていた。しかし今朝来ていた奴らは、くちばしの長さいっぱいに4つも5つもパン屑をくわえ、ほかの鳥ににらみを利かせている。スズメやヒヨドリたちは、ほかの種類の鳥がいても仲良く一緒に食べているが、奴らがいる時は、ほかの鳥は寄り付かない。
カラス…カラス…やはり奴らは別格なんだな…。奴らに目をつけられたということは、いままでのかわいらしい庭は、もう戻ってこないのだろうか?くーっ。見守るしかない。ふたたび、違った意味で殺風景あるいは殺伐とした庭になるのだろうか。 でも、カラスの黒って、すばらしくかっこいい美しさ。それだけは惚れ惚れと眺めた。
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