ぴんよろ日記
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2011年04月25日(月) 点が線になって踊る

 昨日の充実感を抱きつつ、日常生活。出島の日新ビルで開催中の「母と子の写真展」を、友人カメラマンが取材に行くという情報を小耳に挟んだので、プレッシャーをかけに押しかける。というようなことはどうでもいいが、この写真展は、なんともじわじわ「来る」。いま現在の「親子」と、その「親」が、そのまた「親」と写っている30年前の写真とか、つまりは「家族の現在と過去の写真」を並べたものなのだけど、それが、耳で聞いて想像するよりはるかにたくさんの作用を、見る人の気持ちにもたらすのだ。「人んちの写真を見て面白いのかな」と思うかもしれないけれど、これがまたとっても面白いし、いい。写真って、まさしく「ある瞬間」という「点」を焼き付けたものだけど、新旧のそれが並ぶと、びゅーーーんと「線」ができて、いきいきと踊りはじめる。そして思う。「なーんだ、ばあちゃんはお母さんに似てるし、娘は私に似てる。『いま』『ここ』で、『私らしい』『本当の自分』なんて探さなくても、ずーっと昔から私はいたし、たとえ死んでしまっても、またずーっと生きているんだ。そして、だれもがみんなそうなんだ」っていうようなことを。で、ちょっと気が楽になる。肩の力が抜けるっていうか。それと同時に、数えきれないほどこの世に存在する似たり寄ったりの「線」の中で、自分が「この人たちに連なる線」に生まれてきたことのかけがえのなさ、のようなものも、あらためて思われる。…なんてことを書いていたら、取材で撮影した映像を会社で見たダンナから「あなたの小さいとき、ミサキンやん!」というメールが。まったくその通り。この写真展のために引き延ばさなかったらわからなかった。

 いつもの岩川町の米屋さんに米を買いに行ったら、なんと岩川飯店が再開していた!あまりにもうれしくて、乳のことも考えず、油にまみれた「とり皿」をかきこんだ。米屋さんの話では4月から、4年ぶりの再開らしい。店内には「街の小さなちゃんぽん屋」にあるとは思えない立派な胡蝶蘭などが、再開祝いに贈られていた。でもその気持ちわかる!


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