ぴんよろ日記
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2010年07月17日(土) 感慨ゼロ

 トランクルームに預けている、前の部屋の荷物。エアコンや照明器具など、新しい家に取り付けるものを、取り出せれば取り出そうかな、と、初めて見に行ってみた。入れるときに立ち会う余裕がなかったので、ほんとうに初めての対面だ。引っ越しの日から、あまりにもいろんなことがあった3か月。「トランクルームのドアを開いて、懐かしい物たちを目にしたとたん、熱いものがこみ上げてきたりするのかも…」と思いきや、ひとつ目の部屋(荷物が多すぎて2部屋借りている)のドアを開けて、目についたのは「引っ越し作業が間に合わず猫の毛だらけの状態のまま運び込まれてしまっていた仕事椅子(毛を取ったからって、そもそも爪とぎ傷だらけ)」。お目当てのエアコンも照明器具もそこにはなく、パタンと閉めて、次の扉へ。こちらの部屋にほとんどのものがあるはずなので「こっちを開けたら感慨が押し寄せるのか…」と身構えて開いてみたら、視界いっぱいに段ボールが積み上げられていて、ひと目見ただけで「無理!こっから探すの無理!」とわかり、そのあまりの無理っぽさに、ダンナと2人して大笑い。心配していた感慨の目盛りはピクリともせず、むしろすべてが色あせて見えて、「ここにあるもの、ぜんぶ捨てちゃいたい!」とさえ思った。もともと整理が追いつかないままの引っ越しだったので「新居で荷ほどきしながらの不要品仕分け」は予定されていたのだが、こりゃかなり捨てることになりそうだ。少なくともトランクルームの「二部屋目」分くらいは軽く捨てるだろう。「人にはいらないものが多すぎる」ということの、高い授業料であった。

 家。私の本棚の背面のペンキ塗り。ほとんど本や棚に隠れてしまうし…と、思いきって真っ赤にしてみた。いまは塗りたてで全面見えてるので、すごいことになっている。ここに限らず全体的に「店?」と問われてもきっぱり否定はできない。でも「いかにも『マイホーム』な家や空間って、ほんとうに快適なのかな?」と、工事中で塗料の缶やコテや養生テープや作りかけの建具があふれているにもかかわらず、ついなごんでしまって立ち去りがたい我が家にたたずむにつけ思う。みんなでお昼ごはんを食べていると、そのまま宴会したくなってしまう。
 今日はほかにも、2階の壁塗りや洗面台のタイル、ベランダの塗装などが進んでいた。月末にはなんとか引っ越せそうな気配。もうひといきだ!


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