ぴんよろ日記
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昨日は、新しい図書館に行ってみた。 当然だけど、新しかった。 そこに時々、やけに懐かしいパーツがはまっていて、変な気分になる。 原爆の時の救護所再現コーナーには、 新興善小学校の壁や柱などが使われているのだ。 じわっと熱くなるほど懐かしい、うすみどり色の板。手すりの丸み。 「触らないでください」って書いてあったけど、 こっそり触った。
新しい書棚は、まだ空っぽの部分が多いくらいだったけど、 それがむしろ、うれしい気持ちにさせられた。 開架の部分しか見てないけど、私の本も、そこそこ役に立つだろう。 基本的に、本はグイッと広げないし、折らないし、線も引かない。 唯一手を加えるのは、紐のしおりのおしりを結ぶことくらい。 そしてついに「本を寄贈したいんですけど…」 と、相談してみた。 「それでしたら、これにタイトルなど書いていただいて…」と、 お姉さんが、10冊ほどのデータを書き込む書類を持ってきてくれた。 「あの、ちょっと、量が多くて…」 「何冊くらいですか?」 「段ボールに10箱ほど…に、2〜300冊…」 「…」 「…」 「ちょ、ちょっと待ってくださいね…」
でも、つまりはやはり、 全部のタイトルと著者名をリストにしなくてはならないようだ。 そしてどうやって図書館まで運ぶのだ!
どうすることやら。
◇
こないだ、車の修理の見積もりに行ったとき、 そこの大将や常連客と話していたら、 長崎ではわりと有名な洋服屋さんがお客さんにいて、 その人がいかに儲けているかということを聞いた。 だいたい、原価の10倍くらいで売っているらしい。 そして、 「商売人って、千円の物を一万円と言い切って売れる、その度胸だよね」 という結論に達していた。 確かに。 ぼったくる、という意味も軽くは含むかもしれないけど、 自分が選んで店に並べるということに、どれだけ価値をつけるかってことだ。 それを「度胸」って表現したところに、大将のセンスが光ったのであった。
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