ぴんよろ日記
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2006年01月09日(月) 負荷と優先

朝からバタバタと風呂に入ったり、乳をやったり、うんこを片づけたり、
ごはんを食べたり。
鶏そぼろ丼だが、ひき肉が最初からイマイチで、あんまりおいしくない。
もう、よほど良さそうなものでない限り、あそこで肉を買うのはやめよう。
前はそんなに悪くなかったんだけどな…。

今日の夢は、苦手だと思っている人と、思いきってしゃべってみたら、
わりと親しくなれたというもの。
人のことをイヤだとか思うヒマは、やっぱり人生にはないはずだと教訓を得る。

昨日の「わらしべ長者」につられて思い出したこと。
ひとり旅には「これも使うだろう」「これも」「あ、きっとこれもあるといい」
というようなものをいくつも持って出たが、
3日目くらいに、「もういらない」と思って、家にいろいろ送り返した。
その中には、カセットで聴くウォークマンもあった。
旅先で音楽を聴くといいと思ったから、持っていったのだ。
だけどそれよりも、旅先の音を聴くほうが大切に思えた。
何度も聴いたことがある、自分の世界のカセットが、急に邪魔に思えた。
音楽というものに対する位置づけは、人それぞれだから、
たとえ着替えを送り返しても、ウォークマンは持っていたい人もいるだろう。
でも私は、ウォークマンを送り返して、さっぱりした。
これが今だったら、iPodだ。
カセットもいらないし、場所もとらない。
「この旅に、いつも自分が聞いている音楽が必要かどうか?」
ということを考えることもなく、ずっと持っていただろう。
雪の鳥取砂丘で、それらしい音楽を聴きながら、
閉じた世界にひたっていたかもしれない。
そしたら、観光馬車の呼び込みのおじさんの、
「こんなときに歩いていくのは時間のムダ!」
という、あまりに直接的で傑作なセリフは聞けないままだったろう。
エンドレスなあの声は、雪に吹かれながら砂丘を歩くには、最高のBGMだった。
「ムダ上等!」と、
その後に待つ、先行き不透明なプータロー生活への決意を新たにしたものだ。

iPodも携帯も、どんどん小さくなって、
持つことへのストレスは限りなく小さくなっているけれど、
そのぶん、本当の身軽さからは遠ざかっている。

だから逆に、最近のこの「ぼっちゃん」という負荷が、
当然つらい時も多いんだが、自分の中の優先順位を洗い直してくれているようで、
ありがたいと言えば、言える。
この状況でもしたいことは、よほどしたいんだろうし、
行きたいところは、よほどそこに行くことが必要なんだろうと思って味わえる。
深酒はできないけど、ビール一杯がたまらなくおいしい。

さて、今日は、なにをしようかな。その前に、まずは乳だけど。



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