ぴんよろ日記
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ベランダの植木も倒しておいたが、いまだ風も雨もさほどは吹かず。 これからグワッと来るのだろうか。 でもこの上ない仕事日和。今日やらずにいつやるよ、というお日和だ。 朝はツナサンドとプチシュー、桃、ラッシー。コーヒー。
◇◆◇
読んだ本の細かいことはことごとく忘れてしまう。 同じ本を読んだ人と話をすると、自分が大バカみたいに思えるのでつらいほどだ。 「ほら、あそこで○○が△△して」「そうでしたっけ…」のくり返し。 いつしか会話は途切れる。だってぜんぜん憶えてないんだもんよ。 私にとっての本読みは、 心や頭のあちこちを押し広げられる感触や、 なにかとなにかがつながる瞬間の快感のためだし、 (その「なにか」は、本に書かれていることと直接関係ないことも多い) その快感を経た自分が、なにかを見たり考えたり作ったりするときに、 それまでとは幾分か違ったやりかたでやってみたりしていることが面白いからだ。 山登りは気持ちよくて好きだけど、 百名山のリストを塗りつぶしながら登ることはない。 いいとか悪いとかじゃなくて、私にとっては、どうでもいいから。
でも、登ったときのほとんどのことを忘れていても、 どうしても忘れられない景色や瞬間があるように、 いつまでも、時々よぎる文章がある。 いつよぎるかは、これまたわからない。
そのひとつが、さっきよぎった。
「ふうん、そう」と言ったきり。
という文章…と言うには短すぎる気もする、一文。 それを書いた人がわりと重い病気になって、 大変だ大変だと自分でも言い、人も大変だ大変だと言ってくれて、 はしゃいでさえいるような時の、ある人とのやりとり。 そのクールな一瞬で、 自分がこれからきちんと病気と向き合わなくちゃいけないことと、 大変だって囃してくれる人よりも、そうじゃない人のほうが、 本当は心配しているのだということに、スパッと斬られるのだ。
この前後を読み返したくなったけど、 さてどの本に書いてあったのか…あのへんの本だとはわかってるんだが…。 (たぶん執念で探すと思う。台風だし)
◇◆◇
本は、探し始めて数分後、実家にあることを思い出した。
昼ごはんにはスパゲティ。昨日作ったバジルペーストを使う。 ハムとタマネギとしいたけ。生クリームも入れた。 残ったスープ部分があまりにおいしくてもったいないので、 最後にパンを少し焼いて、ぬぐいまくる。
夜はひらひら豚肉のニンニクバター焼き、クリームシチュー、レタスサラダ。 ホワイトソースって、いったん自分で作るようになるとあまりに自然にできるが、 作ればできるもんなんだ、と思うか思わないかの間には、 とても深い溝があるような気がする。自分もそうだったし。 でもやっぱり作った方がおいしい。 そして缶や箱を開けたりしなくていいから、逆に気楽。 この感じは、重曹掃除とか、石けん作りとかにも通じている。
台風…ぜんぜんへなちょこ。
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