ぴんよろ日記
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2005年08月14日(日) めぐりめぐる

朝から爆竹の音。涼しい。
やりっぱなしの朝顔がまっさかりに咲いている。
涼しいけれど、起き抜けの体にはやはり熱がこもっているので、
野菜ジュースを飲んで、シャワーを浴びて、朝ごはん。
高校野球を見ながら、ラッシー、ぶどうパン、巨峰。
…ぶどう過ぎやしないか? と思い、途中からスライスチーズをかじる。

高校野球って、大昔からぜんぜん変わらない。
どこが勝っても負けても、同じ風景だ。
応援歌だって、山本リンダとピンクレディーばっかり。
見たことないだろうになぁ。

今日はこれから、ほぼ20年ぶりに会う友だちとごはんを食べる。
小学3年から中学3年まで、みっちり一緒に過ごした人だ。
あまりにも久しぶりなので、ウソみたい。
人生はめぐりめぐる。

そして夕方には墓参り。
年に一度しか会わない親戚と会ったりするんだろう。
人生はめぐりめぐる。


◇◆◇


そういえば私はスターバックスと相性が悪い。
おいしかろうと思って頼んだものは、必ずマズく、
無難に頼んだアイスティーは水みたいに薄く、
私が頼んだものについて、
作るの担当の人とレジの人が「言った」「聞いてない」でケンカしたりする。
簡単なものでも、なぜかかなり待たされる。(次の人のが先にできたりして)

どうしてだろう。

私がスターバックスをさほど好きじゃないことを見抜かれているのか…。

でも塩梅いいとこにあるんだよなぁ。場所も時間の流れも。


◇◆◇


濃かった…昼も夜も…。
昼は、時々「このまま窒息するんじゃないか」と思うくらいの笑いを挟みながら、
いろんな話をした。
今やブツブツ小言めいた文を書き散らしてはいるが、
自分の基本は、ある種のお笑いというか、芸に近いものだと再認識。
圧巻は、その友だちのお母さんが保管していたという、
小学生時代の私たちが取材・編集・執筆した、近所のガイドブックだった。
今の自分と、恐ろしいくらい同じ目線とタッチ。
良く言えば、一貫性がある。
悪く言えば、成長してない。

いつも一緒にいた当時はわからなかったけど、
今現在の、人や世間との距離の取り方などが絶妙に似ていて、
あぁ、だから一緒にいれたんだな、とわかった。
小学生や中学生の時って、無条件に人と行動を共にしないといけないから、
持って生まれたそういう距離感って、なかなか顔を出す機会はない。
でも無意識の部分では、嗅ぎ分けているのだ。

本当は、まだ話せっていわれたら、
当時のことだけでも一晩中話せる気もするが、
昔話を延々とする、ということについての情熱のなさもたぶん似ていて、
名残を惜しみつつも、またいつか会えたら会うことにして別れた。
そして家に帰ってから気づいた。
電話番号はおろか、なんと、今の名字すらも聞いてなかったことに…。


◇◆◇


夕方は墓に行く。
親戚がゾロゾロ集まって、おにぎり食べたり花火をしたりしゃべったりする。
これだけでも、長崎に育って良かったと思う。
次から次に墓地を覆う、爆竹の音、矢火矢の音、煙の匂い…。
ほかの町の人がこの状況を体験できるのは、
もはや戦場に行くしかないんじゃないだろうか。


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