ぴんよろ日記
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これまで描いたイラストから絵を選んで、 ハガキ用にレイアウトして、プリントアウトして、 一枚一枚袋に入れた。10種類を10枚ずつ。100枚。 見本帳も作る。えらく楽しい時間。 業務用のパッケージ屋さんに行ったのも、とってもワクワクした。
ふだんは、文章や写真のデジタルデータを送り、 つまりそれを「売って」暮らしているわけだが、 どんなに小さくても、目に見えて、手にさわれる形があるものを作り、 ましてやそれを売るというのは、くやしいが、かなわない楽しさがあるようだ。
そういう意味でも「本」という「もののあり方」はすばらしいものであるよ。
絵ハガキを作って、ますます、また本が作りたくなった。
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さわる、さわることができる。そのかけがえのなさ。
人(あるいは動物)の生き死にで、その人の価値が変わることはないけど、 生き死にはやっぱり途方もなく大きくて、その大きさは、そのあたりにに尽きる。 親しければ親しいほど。 いくら目の前にいても、知らない人をさわるわけにはいかないから、 「さわれる人」というのは、がぜん近さが増す。 いつだって自然にさわれる人や、 さわろうと思えば、 さほど不審がられずにさわれる人が死んでしまうと特別に悲しいのは、 さわることで自分とつながることのできる、 自分の指先のその先の肉体がちぎれてしまうからだろう。 肉体の痛さや喪失は、いつだって悲しい以外のなにものでもない。
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