ぴんよろ日記
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長崎を出たいと、あんまり思わない。 それは「いつも見ているはずのもの」が、 ふと、ぐにゃりと姿を変えて見せる瞬間が大好きだからだ。 いつも住んでいる町にいると、その瞬間が見つかりやすい。 旅に出れば、そりゃ発見の連続が起こって楽しいけれど、 いちいちいろんなことを考えがちな頭には刺激が強すぎるので、 たとえば「趣味は旅です」というペースで旅に出ることはないと思う。 でも「長崎が好き!」というわけじゃない。 いろんな意味で面白く、見続けるに値する町だとは思うけど、 「この町が好き!」というのとは、厳密に言えば、違う。
と、昨日、何度も通ったはずの道を歩いていて、 久しぶりだったこともあって、いろんなもの…これまでとは違ったものが、 見えたり考えを呼んだりして、ボーっとワープしてしまったので、 そんなことを思った。
しかし年を取るごとに、 どこにいても、どこに行ってもわりと同じ気持ちでいられる。 それは新鮮味が無いというのとはまったく逆で、 なにを見ても、新しく、不可思議なものに思えるようになってしまった。 これはかなり忙しい。 むしろ旅に出た方が休まる。
そんな中、最近行きたいと思ったところ…なぜか東京。 東京を、ローギアで歩いてみたい。
◇◆◇
昨日、石けんの材料が届いたのだが、 箱に「われもの危険」とおなじような感じで、 「見た目より重い場合があります」 と注意書きがしてあった。
そういうことって、たしかにある。いろいろと。
◇◆◇
一時期、多くのことを教わって、一緒に仕事をして、 人間的には「ほめられたもんじゃないかもしれないけど、憎めない」 というように思っていた人が、 そんな甘っちょろいことをはるかに超えて、 どうしようもないところに陥ってしまっていることを聞いてしまい、 なんとも味わったことのない、寂しさやかなしさを覚えた。 話してくれた人も、かなしそうで、 その人のかなしさもわかる部分がいくつもあったので、 余計にかなしかった。
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