ぴんよろ日記
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2005年04月05日(火) ひとりのバカとして

今年のくんちの踊町が正式発表された。
そのことについて、ひとりごとともつかない感じで語ったり、
ドンドコスットンジャーパ、ピャ〜ピャララ〜、ピャ〜ピャララ〜、などと、
龍踊の囃子やラッパを口まねしていたら(こうして書くと危ない人みたい…)、
ダンナが「ここにくんちバカがいる…」と、ひとりごとで応戦してきた。
こればかりはどうしようもないので、どうしようもないのだ。

この稼業を始めてから、もうかれこれ10年近く、だいたい取材がらみで見てきた。
去年などはその最たるものだ。猛烈に見た。
「見た人ランキング」があるなら、町の人の次は自分だと言い切れるほど。
いいことばかりじゃなかった。
でも、つらいこともありながら、なおもそばに居続けたから、
かけがえのない人間関係が、ごほうびのように残ったのも、ほんとうだ。
こないだ番組を見せたある人から、
「よくできてた。ここまで入りこむのは、特に女性だったから大変だったでしょう」
と言われて、すごくうれしかった。
その人自身も、古い集落などで調査をしたりするので、
ひとつのかたまりとしての多数の人の中に、
異質な1人として入っていくことにまつわるいろいろなことを知っているから。
さらにもうちょっと前、道でバッタリ会った担ぎ手さんと話しているとき、
あるコメントがとても良かったと言われ、
そのコメントは、他の担ぎ手さんからもジンとしたと言われたので、そう伝えて、
「でもあれは、すごく考えて書いたわけではなかったんですよ」
って言ったら(ほんとに。他の部分のコメントと比べたら、あまりにさらりと)、
「ずっと付いてきたからこそ、自然に言えたんじゃない?」と言われ、
かなり泣きそうになった。報われるとはこういうことかと思った。

…とまぁ、いまでも語り出したら止まらないほど、去年は濃く見たわけだが、
今年は自分の事情もあって、取材としてはくんちを見ないことにしている。
かなり久しぶりに、1人のくんちバカとして見るのだ。
それがとっても楽しみ。
小屋入りから行こう。
あの、長坂を上がっていく行列を見るのも好きなんだ〜。
(あぁバカ〜)


◇◆◇


近くに用があったので、お昼はまたもや「Toki」に行ってしまう。
カナリーホールのカフェと迷ったが、食後のハーブティに心ひかれて。
でもまぁ、結果的には失敗だった。
オードブルのテリーヌを食べながら、
「あいかわらずカマボコ味だよなー。」と思いつつ、
それはわかっていたことだからいいんだけど、
メインの「諫早豚のコンフィ蒸し野菜添え」の豚肉ときたら、
すんごくしょっぱくて、豚くさかった。
けっこう大きなひときれだったが、7分の5ほど残してしまった。
つまりは「蒸し野菜の塩豚添え」を食べたわけだ。
向こうのテーブルにはおしゃべりなおじさんがいて、
店員さんに料理の感想や自分のうんちくを語っていたのでうるさかったが、
どうやら私と同じものを食べたらしく、皿を下げられるときに、
「これはちょっと『ソルティー』だったと言っておいて。」
とおっしゃったのには、心の中で拍手喝采だった。
(そりゃ『ソルティー』って言い回しにはクスッとしたけど)
でもあそこの店員さんは、シェフには言わない気がする。
そう思わせるところが、あの店のダメなところだ。

だいたい5つのランチメニューから、わざわざ豚肉を選んだ客が、
その豚肉をほとんど残してるってことが、気にならないのだろうか?
しかも朝から養豚場の番組を見てしまい、
「これから豚は残さず食べよう」と決意したばっかりだったというのに…。

あの店には他にも、私の基準ではダメなところがいろいろあるんだけど、
でも、それはもっと良くなるはずのベースがあるから、目につくとも言える。

でも当分は行かないかも…。今日のはちょっと懲りた。


◇◆◇


夜は1人なので、昨日作っておいたカレーを食べ、
石けんを2つも仕込み、
おまけに材料も注文したりして、局地的な石けんブーム。
混ぜすぎで肩がこったので、
大昔の塩と、石けんを作った残りのビワ茶のお風呂をわかしているところだ。
6億年前のものらしい塩は、温泉みたいな匂いがして、異様にあたたまる。



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