ぴんよろ日記
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2005年04月03日(日) 仲間はずれのコーヒー

以前からフラれ続けている郊外のカフェに、ようやく行ってみた。
イギリス的なものがメインにあるようで、
紅茶はカバーの着いたポットで出てくる。お湯も足してくれる。
お皿が3段になってて、サンドイッチやスコーンやケーキが乗っているのもある。
でも昨日はお腹が空いていなかったし、
特に大量の紅茶が好きでもないし、コーヒーを飲みたかったのでコーヒーにした。
ダンナはチャイ。名物らしきスコーンを2人で1皿(2個入り)。

「もうひとつテーブルを減らした方がよくないか?」
という、雰囲気は「スロー」なんだけど、ひとりあたりの空間は狭い店内に、
わけもなく気取り合った学生さんグループ(男女5人)と、
漠然と「私らしい生き方」や「良心的な活動」には興味があるけれど、
気づいたら今日も家でテレビ見ながらお菓子食ってたという感じのオバハン3人、
感じのいい女の人2人(1人は赤ちゃん連れ。一度落っことした)、
派手な格好の母娘、そして私らがひしめきあっていた。
学生さんたちとオバハンたちの、中途半端なトークが聞こえてきてつらい。

スコーンはボロボロ崩れやすくて食べにくかったが、おいしかった。
バターを薄めたような味の、それだけなめてもおいしくないクリームと、
そもそもあまり食べないジャムの中でも、
さらにあまり好きじゃないブルーベリージャムが付いていたが、
一緒に付けて食べると、なかなかいい味だった。
イギリスの昔のばあちゃんって、こんなのを焼いたりするんだろうか。
うちのばあちゃんがぼた餅作るみたいに。

チャイもなかなかおいしかった。
やっぱりインドは植民地だったからかしら?などと意地悪く思ったりしてみた。
ほかのテーブルには、次々と、ポットの紅茶が運ばれていく。
たぶん、おいしいんだろう。

コーヒーだけが、仲間はずれのように濃すぎてまずかった。
この店の文化圏外の存在なのだろう。
紅茶はいろいろあるが、1種類しかなかったし。
紅茶を飲みたくて、あまり人がいないような時に行くにはいい店だ。
でも私はコーヒー好きなので、なかなかないかもしれない。
そしてちょっと、あの、イギリス的なものを目指している雰囲気って、
ここに限らず、なじめない。
イギリスとかアメリカの、カントリー&アーリーな感じというか。
そういう空間に自分の身を置くと、
このコーヒーみたいに、仲間はずれな気分になってしまう。


◇◆◇


見るべきものを見ていない上に成り立っている、無邪気さ、だろうか。



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