ぴんよろ日記
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2005年02月01日(火) ひょろ〜んと肩すかし

夜中にごとごとする音で目が覚めた。
ベランダの大きな植物が、風に吹かれて倒れていた。
今日もまだ風は強いので、そのまま寝かせておく。
外には吹雪が広がっていた。
街に吹き付ける雪の大群だった。
どんどん目の前を駆け抜けていった。

朝からも、雪。
起きたときは青空混じりの流線型モザイクな空だったが、
いまはもう曇りきって、小さな雪が次々と降りている。
向こうを見れば、弱い魚の群れに似た、
あってないような法則が、雪のカーテンを作っている。

下手な考え休むに似たり、とだれかが言った。
なにか大きな存在の方から見れば休んでいる風なんだろうが、
下手な考えほど、ぐったりする。
そしてそれが積もり積もっていたものを、
ひょろ〜んと肩すかしされたようなときには、もっと。
もう、騒ぎたてたり、行動を起こす余力もなくなる。
また静かに、内側へ向かっていく。別の外側を探しながら。

今日はお昼過ぎに取材に出なくてはいけないが、
ほんとうだったら雪がつらいんだろうけど、
雪にでも吹かれたい気分だから、よしとしよう。

昨日は豚バラと大根を甘辛く炊いてみた。
料理の本などでは下ゆでだ何だとうるさいが、
ダメモトで下ゆでもせず、気持ちのままに作ってみた。
…なんだぁ、うまいじゃん。
「臭み取り」と称してよく登場するネギだってショウガだって、
なんとなくいらない気がして入れず、
とにかくシンプルな手順で作ったが、
あれこれ小細工するよりも、ちゃんとおいしかった。
角煮の時は量も多いし「格闘」って感じだが、
日々の中でも、じゅうぶん豚バラの炊いたのはおいしくできた。


◇◆◇


吹雪だ。
取材をして、買い物をして、バス停まで歩く間に、自分に雪が積もった。
バス停に着いたらあと10分あったので、
(本当はもちろん歩いて帰りたいが、日陰の細い階段はたぶん凍ったままだ)
2つ先のバス停まで歩いたら、ちょうどバスが来た。

太白ごま油とビールを買おうと思ってストアに入ったが、
私の大好物であるカツオのたたきとナマコが、
量も値段も手頃な感じであったので、つい買ってしまった。
吹雪の日のメニューじゃないよなぁ。
よくお風呂で温まってから、熱燗と食べよう。
菜の花が出ていたので、
湯がいてあったかいままオイスターソースをかけようかな。
わさび菜という初めて見る菜っ葉も。
さっきちょっと食べたら、ほんとにわさびみたいな味がした。
カツオのたたきとたっぷり合わせよう。
アオサもあった。最後にみそ汁にして、ごはんと食べよう。

どこからか、寒そうな猫の鳴き声。
たまらん…。がんばれ…。

雪はひどくなるばかり。
明日はどうなるだろう。







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