ぴんよろ日記
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昨日の夜は、このところ私と実家にあれやこれやと起こった、 いくつかのいいこと、悪いことが一段落した、 お祝い兼打ち上げのような食事会だった。 …ほんとにいろいろあったなぁ…。 そのお店は、私が小学生の頃から行っているお店で、 なにかあると、じゃぁそこへ行こうか、というようなところ。 親二人と、妹とその彼と、私とダンナの6人で、気が遠くなるほど食べたのだが、 これが本当に、近来まれに見る気の遠さだった。
もともと、何を血迷ったか、 昼はおいしくない中華バイキングの店に行ってしまっていて、 そもそもスタート時のおなかが、心底のペコペコじゃなかったというのもある。 でも、そのお店の料理はおいしいし、お祝いだったので、 普段は頼まないステーキなども奮発したりしていて、 食事部分だけで、もう、かなりの気の遠さだった。 その上、アイスクリームとコーヒーをサービスしていただけるという。 うれしいやらボーッとするやらだったが、 アイスクリームは、なんとか別腹とやらに入っていった。 よしよし、食べたぞ、コーヒーで落ち着こう。 …そう思った矢先に出てきたのはコーヒーではなく、 どっしりとしたレアチーズタルトだった!
さすがに全員の目が大きく見開かれた。 衝撃は大きかった。 笑い出す者もいた。
そして私の目の前には、思いもしなかった光景がフラッシュバックした。
野崎島。
何の心の準備もないまま、初対面の人々と、町歩きのスニーカーを履き、 真夏のような暑さの中で5時間も上り下りした、山ヒルがウヨウヨいる山。 あのとき、今思えば、かなりの終盤だったけど、 「もうすぐですから。次の分かれ道からしばらく行くと、施設がありますから」 と言われ、ようやく光が見えたような気がした。 そして分かれ道にさしかかり、言われた方角を見ると、確かに建物があった。 ただそれは照り返しのきつい、木陰も何もない、 白くて熱い道が延々とのびた先に…。 呆然とした。 思わず、座り込んだ。 しばらく、キラキラする海を見ていた。
…どうやら、そのレアチーズタルトは、 あの気持ちと同じ深さのところまで衝撃を与えたらしい。
でも全員食べました。 あの道も結局は歩き通したように。 そしてきっと、ことあるごとに思い出すんだろうと思います。 「チーズケーキにはびっくりした!」って。 野崎の時を共にした人たちとも、また会いたくなりました。
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