ぴんよろ日記
DiaryINDEX|past|will
| 2003年12月03日(水) |
悪くない傷のようなもの |
お店で食事をしていて、 聴いたことがある曲が流れて来た。 なんだろう?すごく聴いたことがある! アレンジは違うけど、このメロディは懐かしすぎるぞ! そう思って考えたら、何の曲かすぐわかった。 自分が2年間出ていたテレビ番組のオープニングに使っていた曲だった。 その2年間は毎週聴いていたけど、 自分ちにCDを持ってるわけではないので、 そういえば番組が終わってから聴いたことはないのだ。
その曲だと分かった瞬間、目の裏まで涙が来た。 そしてそれが、自分でとても意外だった。 そんなふうに感じるなんて思ってもみなかったのだ。 少しでも気持ちをゆるめれば、ドーッと泣けそうだった。 家族と食事をしていて、 みんなに「ブーメラン(番組の名前です)の曲だ。 ちょっといま、ジンとしてる」というと、 みんな、あぁ〜、と言って、 そして、ハハはきっと私が泣いたら泣くかもしれないという気が一瞬した。 そのあと、変な人がたくさん出てきたね、など、 しばらく番組の話をしていた。 (バラ園のおじさんとか、ただいま絶賛巡礼中のクリモトさんとか、 他の番組では手に余るような人々よ!) 曲がまた、長々と続くんだ。 音楽はすごい。 ことばじゃないのに、いろんな感情をジャジャーンと引き出してくる。 涙こそこらえたが、ずっと妙な気持ちに包まれていた。 それが、思い出す、という感じではなくて、 なにか古い傷や知らぬ間に痛めた関節が、 天気が悪くなるとじんわり痛い、という感じに近かったのだ。 番組はとても好きだったし、 今思えばよくあんな番組2年も続いたなぁって思うけど、 それが自分の心にこんな「古傷」まで残していたとは、 ビックリでござったことだよ。
|