ぴんよろ日記
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朝目が覚めたらのどがとても痛くて、具合も少し悪かったので、 もう2時間、布団の中で汗をかいて治療しようと思った。 具合が悪い顔だけ少し布団から出して、うーん、とうなっていると、 もぎ(猫)が通りかかって、こっちを見た。 じーっと見ている。 普通だったら通り過ぎていく勢いの足取りだったのに、 ぴたりと止まってじーっと。 「こいつ、なんかいつもと違わねーか?」という顔をして。 それでちょっとホッとして、すぐ眠った。 しばらく眠って、どっさり汗かいて、起きてみると具合も良くなり、体も軽い。 でも、ちょっと消耗していて、変な軽さ。 そこへまた、もぎが通りかかった。 今度はもぎに近付いて、くっついてみた。 呼吸の音が伝わってくるほどに。 そしたら、その呼吸のリズムとともに、なにか、エネルギーのようなものが、 ぐんぐんと自分にチャージされていく気がした。
生き物のパワーの偉大さに心打たれる朝であった。
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