ぴんよろ日記
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うちに来たことがある人は、イヤでも知っているが、うちはかなりカラフルだ。 赤や黄色や緑や青やオレンジ…とにかく原色バキバキな色に囲まれている。 パステルカラーやモノトーンなんてありゃしない。 ニセ万国旗(大)や、中国の鳥や魚、カエルなどが平気でぶら下がっているし、 扇風機だってオレンジだ。(かなり売れ残っていた) 熱帯魚も泳いでいる。
「家」って、だいたい地味な感じで、「飽きが来ない」と思われているものばかりが集まっている。 子供部屋ならいざ知らず、「世帯」や「茶の間」では「落ち着き」がよしとされる。 「重厚な」とか。 そしていかにもな部屋ができあがる。 家具調度のそれぞれに「予算内の重厚さ」が追求された結果、 なんとなく安っぽい感じの。
でもホントにみんなそれで落ち着くのかなぁ。 別に誰もが「原色バキバキ好き」だとは思わないけど、 もっと好きにすればいいのになぁ。 それとも部屋なんて住めればいいのかなぁ。
結婚して、自分の好きに部屋を作って実感したのは、 なんて楽しいんだろうということ。 好きな色、好きなものに囲まれて、部屋にいるだけで楽しい。 楽しくない部屋で考えること、送る生活よりも、 楽しい部屋で考えること、送る生活の方が楽しいに決まってる。
「たかが住む部屋」なんて、ぜーったいありえない。 「されど住む部屋」でもない。「住む部屋こそ」だ。
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