ぴんよろ日記
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2002年08月09日(金) 大好きなたべものを巡る一日

西彼町の生長の家のギラギラとデカイ鳥居のちょっと先に、
「リーフ」というレストランがあります。
ダンナの同級生がやってるんですが、とてもおいしいです。
長崎では有名な天ぷら屋さんの親戚なんですが、
味の世界に「七光」はありません。おいしいものを作れるかどうか、
それは本人の勝負です。
「おいしいものを食べて育った」という良い環境は人よりもあったでしょうけど、
それだけでおいしいものは作れない。
で、彼はとても真摯においしいものを作っています。
特においしいのはタンシチューやハンバーグ。カレーもおいしいな。
もちろん出来合いのドミグラなんて使ってません。
タンも「いいタン」の「いいところ」をたっぷりと。
化学調味料なんかの「イヤな味」はひとつもしません。
だから逆に、そういう味が大好きな人にとっては、少し物足りないかも。
彼もそのあたりについては、お客さんから言われたりしたらしく、
「変えなきゃいけないのかなぁ…」と漏らしたこともあったけど、
その時は「絶対これがいいんだから変えたらダメ〜」っと申しました。
(たぶん言われなくても変えてないと思う。そんなヤワな人間じゃなさそうだ)
街の真ん中にあるわけでもないし、そもそも商売って難しい。
でも自分のやり方を信じてやってる、そういう人を見ると嬉しいです。
なにより大好きな味。
行くたびに内装などが変わっているのも楽しい。
(これまたほとんど自分でやっている)
コーヒーだけでも大丈夫。デザートもあります。
西彼方面に行くときはぜひ寄ってみてください。休みは水曜日。

昨日はそこでお昼を食べて、ゆっくりコーヒーも飲んだあと、「雪の浦手作りハム」へ。
こちらも大好きな味です。
いちばん好きなのは「ベリーロール」という、ハムにスパイスなどを巻き込んだもの。
脂身もけっこうあるんですが、この脂身ったら、もう。
私はこれを食べて、肉食人種の気持ちが少し分かりました。
生ソーセージ(バジル入り)も買いました。
初めての人には、奥さんが調理法を厳しく指導します。
「おとうちゃんの努力が無駄になる」ので。
ここは9月から長与駅近くに移転します。風花の中だったかな。
近くになるので嬉しいです。

そこにあったチラシを見て、西海町の「パオ」というお店に行ってみました。
カレーなどがおいしいようですが、さすがにお腹いっぱいなので、
雑貨とお店の雰囲気を見に。
ちょっと分かりにくいところにありますが、
元気な犬ちゃんが出迎えてくれました。
思ったほど雑貨はたくさんなかったけど、気持ちのいいお店です。
カレーもとってもおいしそう。
ジンバブエ製のTシャツと、椰子の実からとった砂糖を買いました。

西海町を南下して、産直の店で野菜を仕入れます。
「枝折れなすび」はこのあたりだけで作っているという、パッチパチして重いなすび。
枝が折れるほど重いってことなのでしょうか、命が満々という感じです。
見たことのない葉っぱがあったので訊ねると「つるみどり」という答え。
これまた弾けそうな新鮮さだったので買いました。
(アスパラとほうれん草を足したような味でした)
ずっしり充実の玉ねぎとジャガイモとアスパラも。

夜のメニュー。
ベリーロール。ゆでアスパラ。
玉ねぎと椎茸とトマトのスープ。
(生ソーセージをボイルしたお湯が出汁。コンソメなんていりません)
生ソーセージ。
ジャガイモ塩ゆで。
枝折れなすのオリーブオイル炒め。
つるみどりと白キクラゲ、トマトのサラダ。
(かぼすと生醤油としょっつる、ゴマ油のドレッシング)
バケット。

勢いあまって「適当ココナツプリン」も作った。
ココナツミルクと牛乳を温めて、椰子の実砂糖と阿蘇で買ったハチミツ、
溶かしたゼラチンを入れて冷やすだけ。
ココナツミルクがあまっていたのでムースでも作りたいと思って
ネットで検索してみたけど、メレンゲだ何だとあまりに難しそうだったので、
ダメモトで適当に。まったく問題なし。ビバ適当。

なんだかんだとおいしいものに囲まれて、いい一日でした。




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